不調と生きる人々

実際に病気と闘う人たち、また不調に悩む人たちの実際のお話を通して、いま病気になってしまった、あるいは何らかの不調に苦しむあなたにとって少しでも役に立つ情報を届け、また心の支えになりたいという思いで書いています。

もちろん、病気の進行、種類、効く方法などに個人差はあります。
人間の心身に「絶対」はありません。
けれど、うそいつわりなく、ありのままを書いていきます。
どうかこれを読んでくださる方が、また元気いっぱいの暮らしを取り戻せますように。

「不調」はどの程度受け容れるべきか。アトピー、疲れやすさ、不眠、うつ傾向、便秘など

生命とは物質が罹患した病である。 これは、上田岳弘という作家の『異郷の友人』P26に登場する一文です。 彼が言うように、人間という生命が存在するということは、個人差はあれど何かしらの病(少なくとも不調)を抱えて生きていくということなのかもしれません。 未病の百貨店 「未病」とは、まだ病気というほどではないけれど、このまま放置すればいずれ病気になってしまうかもしれない状態です。 最近では、この「未病…続きを読む

痛くない胃カメラを撮りに行ったら思いがけずいい先生で。

痛くない胃カメラ検査

元気なだけが取り柄と言ってもいい私。 けれど年末年始の食べ過ぎが祟ったのか、どうもここのところ胃の調子が悪かったんです。 むかむかするというか、食欲がないというか。。。(食欲がないなんて、一年のうちで3日あるかどうか) でも、胃カメラなんて絶対にしたくありませんでした。 だって痛そうだし、おええってなりそうだし、胃にも悪そうだし。 病院の扉を叩くまで まずは、自己流療法に頼る作戦。 食べ物を胃に優…続きを読む

ガンになった方が納得する治療を受けるための情報ポータルサイトを作り上げたい!

あなたは、余命10か月と宣告を受けたことがありますか? これは、私の知り合いでもある、とある男性のお話です。 人のために生きる男を襲った0.3% 彼の名前は、仲井美和(なかいよしかず)。 インタビューマガジンB.S.Timesの発行や、各地での交流会の実施を行う、関西ビジネスサテライト新聞社の代表を務められています。 仲井さんは今、44歳。 お子さんもまだ成人しておらず、働き盛りのお父さんです。 …続きを読む

大腸がんは防げない? いいえ、がんは予防する時代です

整腸作用

2016年10月26(水)のNHK『ガッテン!』という番組を見ていると、興味深い内容が放送されていました。 この日のサブタイトルは、「大腸がんにならないぞ!」でした。 ご存知の方も多いでしょうが、現在日本人の死因第一位は、「がん」です。 その中でも、「大腸がん」の割合が増え続けているって知っていましたか? 長年、「がん」の死因1位であった「胃がん」を抜いて、「大腸がん」で亡くなる人が一番多くなって…続きを読む

「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを治した話【その5(最終回)】

ステロイド

これまで、私のアトピー遍歴をお話してきました。 最終回の今回は、「私なりのステロイドとの付き合い方」をお話しようと思います。 以下の記事も併せてご覧ください。 娘のアトピーが、健康に関心を持ったきっかけだった 「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを治した話【その1】 「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを治した話【その2】 「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを…続きを読む

「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを治した話【その4】

仲良し

以下の記事も併せてご覧ください。 娘のアトピーが、健康に関心を持ったきっかけだった 「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを治した話【その1】 「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを治した話【その2】 「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを治した話【その3】 帰国後の生活 留学で大きく体調を壊した私は、前にも増して食生活に気をつけるようになりました。 というか、肉…続きを読む

「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを治した話【その3】

留学

幼少期〜大学に入るまで、ずっと手のアトピーに悩んできました。 治まったり、また症状が出たりしていた私のアトピーですが、あることをきっかけに心身の健康を大きく損なうほど悪化してしまいました。 それが「留学」です。 以下の記事も併せてご覧ください。 留学先でまさかの落とし穴! 食物アレルギー 大学3年生の夏からおおよそ九ヶ月、あこがれのスウェーデンに留学していました。 そこで、思わぬ壁が私を待ちうけて…続きを読む

「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを治した話【その2】

フライドポテト

思春期の子どもにとって、アトピーは精神的にもとてもつらいものです。 幼少期からアトピーに悩まされてきましたが、成長するにつれてだんだんとアトピーの存在を無視するようになっていきました。 それはアトピーの苦しみから解放されたのではなく、ほかに考えることが増えたからです。 以下の記事も併せてご覧ください。 小康状態にあった中学生の頃 成長にしたがって免疫力がつき、中学校に上がった私のアトピーは少し収ま…続きを読む

「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを治した話【その1】

幼稚園児

私は、生まれた時からひどいアトピー持ちでした。 「娘のアトピーが、健康に関心を持ったきっかけだった」もご覧ください。母に聞いた範囲で、幼少期のアトピーの状態を書いています。 もうあまり覚えていないのですが、週に一度はお医者さんに通い、長い待ち時間に耐えてステロイドをもらっていたそうです。 興味を持つものに触れることが罪だった幼児期 幼稚園に入ると、初めて見るもの、触るものがいっぱい。子どもたちはそ…続きを読む

月経前症候群(PMS)を抱えた私がしていること

生理

女性にとって、生理とうまく付き合っていくことは、永遠の課題のように思えます。 昨今、ストレスの多い生活や体に悪い食生活の影響で、生理の諸症状に悩む女性が増えています。 生理痛、生理不順、月経前症候群(PMS)などがその代表例です。 これらは、女性の体の調子を調えるホルモンのバランスが崩れることで発生するものです。 女性と接していると、「今日はこの人、機嫌悪いな……」と思うことありませんか? それ、…続きを読む