いまから2年以上前の2015年2月22日、NHKスペシャルで「腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー」という番組が放送されました。 大変な反響を呼んだそうですが、そのときの私はまだ健康情報に疎く、「予防医学」「統合医療」などという言葉さえ知りませんでした。 しかし最近、「腸内フローラ」に関する記事を書くことになりそうだと色々勉強していたら、その秘めたる可能性に驚くことになりました。 私は幼少期から、…続きを読む
鬱(うつ)
定年退職後のこころと体のバランス、新しいやりがいを考える
今年も年度末がやって来ました。 今日で長年勤めた会社を定年退職し、明日から100パーセント自分のためだけに時間を使えるようになった、という方も多いのではないでしょうか。 今までお疲れ様でした。 団塊の世代が退職を迎える十年が昨年で一時落ち着きを見せたとはいえ、日本社会はますます高齢化に向かっています。 四十年間のお勤めを終えて解放感でいっぱいかもしれませんが、実は定年退職後には心身の調子を崩す方が…続きを読む
あれもこれもできない。できないからしたくない、の心理。
鬱(うつ)になる人は、自分で自分を責めてしまう人が多いそうです。 反対に、何もかもを人のせいにしたくなる「非定型うつ」というものもあるようです。 いずれも、思い通りに頑張れなかったり、成果が出ないことに対するもやもやをうまく処理できないでいるのです。 私自身、今も定期的に訪れるこの心理状態には毎回手を焼きます。 でも、それって本当に「できていない」のでしょうか。 そんなとき私は、同じものを違う側面…続きを読む
「不調」はどの程度受け容れるべきか。アトピー、疲れやすさ、不眠、うつ傾向、便秘など
生命とは物質が罹患した病である。 これは、上田岳弘という作家の『異郷の友人』P26に登場する一文です。 彼が言うように、人間という生命が存在するということは、個人差はあれど何かしらの病(少なくとも不調)を抱えて生きていくということなのかもしれません。 未病の百貨店 「未病」とは、まだ病気というほどではないけれど、このまま放置すればいずれ病気になってしまうかもしれない状態です。 最近では、この「未病…続きを読む
「お前と手を繋ぎたくない」と言われた私がアトピーを治した話【その3】
幼少期〜大学に入るまで、ずっと手のアトピーに悩んできました。 治まったり、また症状が出たりしていた私のアトピーですが、あることをきっかけに心身の健康を大きく損なうほど悪化してしまいました。 それが「留学」です。 以下の記事も併せてご覧ください。 留学先でまさかの落とし穴! 食物アレルギー 大学3年生の夏からおおよそ九ヶ月、あこがれのスウェーデンに留学していました。 そこで、思わぬ壁が私を待ちうけて…続きを読む