医療業界では、予防という観点で先制医療の重要性が話題にあがっています。
予防には、一次予防(健康な状態を維持する)、二次予防(疾患を早期発見する)、三次予防(病気が進行しないようにする)があります。
しかし、「どんなに頑張っても老化には逆らえない」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか?
今回は、プラセンタ特別講演会でも紹介された「老化の原因」についてお伝えいたします。
老化の原因は、慢性炎症です
老化の原因は、慢性炎症(自覚症状はないが、全身性の炎症反応)とされており、より具体的に考えると、次の3つが原因にあげられます。
肥満
メタボリックシンドロームになると、内臓脂肪が溜まります。
そのため、TNF-αの分泌が上昇し血液に流れ、三大疾病の原因になるとされています。
免疫機能の効率が低下
免疫機能が加齢とともに衰えるのは仕方ありませんが、「効率」が低下することが問題です。
悪い生活習慣を送っていると、免疫能力自体が低下しますが、効率も低下していることがわかってきています。
免疫機能の効率が低下すると、自己免疫疾患になってしまうと考えられています。
効率が低下すると、免疫が低くなったと感じた体が免疫を補おうとして抵抗しますが、体の中で免疫反応が過剰反応され、正常な臓器にまで免疫反応が起こってしまう恐れがあるのです。
細胞老化
正常細胞は4週間周期で生まれ変わっています。
そして、細胞分裂を1回する度に「テロメア(遺伝子のしっぽのようなもの)」が切れていきます。
細胞分裂する度にテロメアは短くなるのですが、ある程度の長さまでいくとそれ以上短くならず、細胞分裂しなくなります。
細胞分裂がされなくなると、細胞が入れ替わることなく、古い細胞のみになってしまうので老化の原因とされているのです。
実際に、100歳以上生きた人のテロメアは短くなりにくいことがわかっています。
これらの慢性炎症(老化)を予防するには、食生活の改善、運動習慣、社会参加が重要とされています。
本来人間は120歳まで生きられるはずですが、病気や事故で全うできないことが多いのが現状です。
この現状を良い方向に導くためには、病気になってからではなく、予防の段階から、健康を維持するための対策が大切なのです。
病気にならない体づくりのためにプラセンタ研究が進んでいます
プラセンタ講演会
一般社団法人 国際抗加齢免疫医学学会
理事長 団 克昭博士
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