ポイントは腸内環境?花粉症シーズンに私たちができること

いよいよ花粉症のシーズンが到来しました。毎年、この季節になるとマスクを着用した人が街を歩きます。それだけ、花粉症に悩む人が多いということでしょう。今回は、プラセンタ特別講演会で紹介された「花粉症」についてお伝えします。ぜひ、花粉症体質の改善にお役立てください。

花粉症薬の副作用

花粉症の症状を手っ取り早く抑えるために、薬を服用している人もたくさんいらっしゃるでしょう。実際、花粉症には、症状に応じて抗ヒスタミン薬やステロイドなどの薬が用意されており、対症療法で目の痒みや鼻水に対応した薬が処方されます。

花粉症薬によって鼻水などの症状は改善されますが、脳に影響を与えるため集中力、判断力、作業能率が低下するなど行動のパフォーマンスが低下します。さらに、症状が出るたびに薬を飲むという行為を繰り返していると、皮膚や内臓にリンパが漏れ出し、皮膚炎や水虫をはじめ心臓発作、脳梗塞、メタボリックシンドロームなどの深刻な問題に発展するとされています。症状を抑えたいがために服用したにもかかわらず、薬が花粉症を悪化させることもあるのです。薬を飲む前にきちんと検討しましょう。

腸内環境を整えることが免疫力UPに繋がる

花粉症の防御策として、抗原を体内に入れない工夫が大切です。もちろん、マスクや眼鏡を活用するのも有効な対策とされています。しかし、それだけでは完全に防御することはできません。体の抵抗力を高めることがポイントです。

「医食同源」という言葉の通り、食生活が体に及ぼす影響はとても大きいと考えられています。事実、免疫のバランスに腸管免疫が関わっています。最近では、腸管免疫は花粉症と関係していると話題です。

善玉菌や悪玉菌のバランスにおいて善玉菌を優位な状態に保つ生活が好ましいと考えられています。乳酸菌やビフィズス菌など花粉症に有効とされている物質も見つかっています。プラセンタと花粉症に関する研究も進められており、プラセンタが花粉症に役立つことも分かりつつあります。

花粉症対策には生活習慣の改善がポイント

花粉はスギやヒノキのほかにもたくさん種類があります。つまり、私たちは1年中何かしらの抗原にさらされているということです。もし、あらゆる花粉に免疫反応を起こしてしまう体質の場合、常に花粉症対策を続けることになります。花粉症の悩みを軽減するためには、花粉そのものに注意するだけでなく、体が過剰な免疫反応を起こさないように生活習慣を改善していくことが重要でしょう。

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