生活習慣病になりやすい人とは?(簡単セルフチェックシート付き)

生活習慣病チェック

「生活習慣病」とは、食生活、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、発症や進行に深く関わっている病気を指します。
以前は、加齢に伴って発症率が高まる病気として「成人病」と呼ばれていましたが、年齢だけではなく生活習慣も大きく関わっていると考えられるようになったため、生活習慣病と呼ばれるようになりました。

今回は、プラセンタ特別講演会で紹介された「生活習慣病」についてお伝えします。セルフチェックの方法も掲載しておりますので、ご自身の健康管理にお役立ていただければと思います。

病気に対する意識を高め、生活習慣を見直すことが大切

がんセルフチェック

生活習慣病の原因は、遺伝要因や外部環境要因に加えて、自分自身の生活習慣にあるとされています。
注意を怠った生活を続けていると生活習慣病になってしまうため、厚生労働省は生活習慣の見直しを推奨しています。

厚生労働省管轄の「健康日本21」という政策には、対象となる9分野(栄養・食生活、身体活動・運動 、休養・こころの健康、たばこ、アルコール、歯の健康、糖尿病、循環器病、がん)が設定されており、それぞれの分野について注意を促しています。

今回、これらのカテゴリーに沿ったセルフチェックシートを作成しました。それぞれの項目に「はい・いいえ」で回答してみてください。

A.生活習慣病

生活習慣病

Q1.ウエストの一番太いところが、男性なら85cm以上、女性なら90cm以上ある。
Q2.身長に対して体重が重すぎると感じますか?
Q3.健康診断で、コレステロールや中性脂肪が正常範囲より高い結果が出ましたか?
Q4.高血糖と言われたり、尿糖がプラスになったりしたことはありますか?
Q5.尿酸値が高かったり、関節が痛かったりすることがある。
Q6.煙草を吸いますか?
Q7.大量の飲酒をしますか?(1日あたり日本酒の場合3合以上、ビールの場合1リットル以上が目安)
Q8.塩分の高い食べ物をよく食べますか?
Q9.関節の動く範囲が若い頃に比べて狭くなったり、筋力が弱くなったと感じたりする。
Q10.家族や親戚に三大疾病(がん、心疾患、脳疾患)の人が多い。

B.脳疾患

脳疾患

Q1.突然体の片側だけが麻痺したり、一時的に手足が痺れたりすることがある。
Q2.突然言葉が出なくなることがある。
Q3.一時的な目まい、物忘れ、イライラ感などはありますか?
Q4.歩くとふらつく、手の震え筋肉が硬直、動作が遅くなるという症状がありますか?
Q5.視野が狭くなったり、物が二重に見えたりすることはありますか?

C.心疾患

心疾患

Q1.突然、胸の中央からみぞおちまでに、締めつけられるような激しい痛みを感じる。または、動悸がする。
Q2.吐き気があったり、実際に吐いてしまったりすることはありますか?
Q3.冷や汗や脂汗が出る。
Q4.煙草は吸いますか?
Q5.最近、食欲が低下しましたか? 急に息切れや呼吸困難になったことはありますか?

D.高血圧

Q1.頭痛がしたり、頭が重くなったりするほか、肩が凝るという症状はありますか?
Q2.家族や親戚に心筋梗塞や脳卒中や高血圧の人はいますか?
Q3.赤ら顔で首が短くがっしりとした体つきですか?
Q4.目まいや耳鳴りはありますか?
Q5.塩分の高い食べ物をよく食べますか?

E.糖尿病

糖尿病

Q1.よく食べすぎたり飲み過ぎたりしますか?
Q2.トイレが近いですか?
Q3.すぐに喉が渇きますか?
Q4.疲れやすいですか?
Q5.目がかすみますか?

F.ストレス(自律神経疾患)

ストレス

Q1.頭がモヤモヤしたり熟睡できなかったりして、眠れないときはありますか?
Q2.食欲がない、もしくは過食ぎみである。
Q3.胃腸の具合が良くない、頻繁にげっぷや吐き気、嘔吐、下痢などの症状がある。
Q4.今の仕事が好きではない。家族に不満がある。
Q5.自分の意見を言えない、相談相手がいない。人に会いたくない。

G.腎臓系

腎臓系

Q1.寒気や震えを伴う38度~40度の熱がある。また、朝に熱が下がることがある。
Q2.背中を叩くと激しい痛みがありますか?
Q3.腰の後ろ辺りに痛みはありますか?
Q4.目を開けていられなくなったり、まぶたが腫れたりしますか? むくみがありますか?
Q5.尿量が減り、濃くなりましたか? また、血尿が出たことがありますか?

H.眼疾患(白内障、緑内障など)

スマホ老眼

Q1.光がまぶしく感じますか? 目がかすみますか?
Q2.光が強いところに行くと見えづらくなり、暗いところに行くと見えやすくなる。
Q3.物が二重三重に見えますか?
Q4.ときどき目がかすんだり、裸電球やライターなどの光の周囲に虹がかかって見えたりする。
Q5.鼻の下側が見えなかったり、視野の外側に暗い点が見えたりしますか?

I.歯周病

歯周病

Q1.歯肉が赤く腫れていますか? 歯磨きをすると出血がありますか? 体が弱っているときなど歯茎が腫れたり痛くなったりしますか?
Q2.歯茎を押すとブヨブヨして膿がでますか? 歯が浮いたり、物を噛むとぐらついたりしますか?
Q3.口の中がネバネバして口臭がしますか?
Q4.冷たいものや熱いものを食べると、歯がしみますか?
Q5.周期的に歯茎が大きく腫れて激しい痛みや膿を伴うことはありますか?

<セルフチェック結果>

さて、該当箇所はいくつありましたか?

上記のチェック項目だけで、病気の診断をできるわけではありませんが、こういったチェックシートを活用することで、病気に対する意識を高めることができると考えております。結果を踏まえて、今後の生活習慣の見直しにお役立てください。

●Aの項目において

・10個のうち3個以上が該当した場合、生活習慣病になりやすいと考えられます。
・10個のうち5個以上が該当した場合、危険な状態であると考えられます。

●B~Iの項目において

・5個のうち2個以上が該当した場合、その疾患について注意が必要です。

また、煙草は非常に重大な要素と考えられています。喫煙する人は、全てのカテゴリーにおいて1ポイントを加えて考えてもよいでしょう。

※これは予防医学の意識向上のために行っている啓蒙活動です。診断などではございませんので、予めご了承ください。

※アビストアが提供する情報・画像等を、権利者の許可なく複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

(ライター:南條祐弥)

プラセンタと生活習慣病の関係について研究が進んでいます

プラセンタ講演会

美容業界で名前を聞くことの多い「プラセンタ」ですが、実は医療業界からも注目が集まっています。
新しい時代の医療の分野で、今後プラセンタの活躍が期待されています。

薬以外の選択肢を知ることで、自分らしい治療の実現に役立つ可能性があります。

プラセンタ講演会

一般社団法人 国際抗加齢免疫医学学会
理事長 団 克昭博士
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