人生最後の選択「延命治療」とは?

延命治療

あなたは、「延命治療」について考えたことはありますが?

自分自身のこと、両親のこと、家族のこと……最期の選択に悩む人はたくさんいます。
その注目度は非常に高く、テレビ番組で特集が組まれる程です。

今回は、延命治療についてご紹介します。

本人の意志と家族の意志

延命治療
「延命治療」とは、回復の見込みがなく、死期が迫っている終末期の患者への生命維持を目的とした医療行為のことをいいます。

その治療方法は、胃ろうや人工呼吸器などさまざまです。
延命治療を望まない高齢者が増えつつある中で、1日でも長く生きてほしいという家族の意向で延命治療が施されるパターンもあるといいます。

本人の苦痛や家族の負担を考え、どこまで治療するのか判断を迫られるため、延命治療を行うかどうかを決定するのは簡単ではありません。
このまま治療を続けるか、自然に任せるか命の天秤にかけるような感覚に陥る人もいるでしょう。

平均寿命と健康寿命

健康寿命
日本は平均寿命が長いことで有名ですが、健康寿命(平均寿命から病気などの時期を差し引いた年月)が長いわけではありません。
男性で9.5年間、女性で12.8年間も不健康な期間があるといわれています。

しかも、不健康な期間は毎年伸び続けています。

病気や不慮の事故ではなく、人生を全うできる確率はコラム『Q天寿を全うできる確率は何%? 人間は本来◯◯歳まで生きられる!』でも紹介した通り、42名中1人だけです。

このことからも、多くの人が延命治療の問題に関わってくることが想定されます。

近年始まった新たな取り組みとして「アドバンス・ケア・プランニング」があります。

これは、回復する見込みがなくなった場合にどのような治療を受けたいのか、どのような治療を受けたくないのか、患者本人が考えをまとめうえで、家族との間で合意を形成していく取り組みです。
このように、本人と家族の意思を確認し合うような場が設けられつつあります。

延命治療の問題がなくなるのがベスト

しかし、日本人の健康寿命が伸び、病気ではなく老衰で亡くなる人が増えれば、延命治療の問題で悩む人が減ると考えることもできます。

日本は長寿ではありますが、健康寿命という観点では一番ではありません。

予防医学の研究が進めば、健康寿命を延ばすことに繋がります。
健康寿命を延ばせたら、延命治療を施すことも減り、これから先の生活の質が向上するはずです。

予防医学とプラセンタの研究が進んでいます

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(ライター:南條祐弥)

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