その膝の痛み、温めるべき?それとも冷やすべき?

膝の痛み

いたたっ!

ある日、突然膝が痛くなり、歩くのさえままならなくなってしまいました。
私の年齢は26歳。
加齢による膝の痛みにしては、少し早い気がします。

そこで早速、整形外科を受診しました。

レントゲンを撮ってもらっても、骨には異常なし。
「キレイな骨ですね〜〜」と笑うお医者さんに、私もつられて口角をあげるしかなく……

思い当たることといえば、一週間前に意気揚々と始めた「ランニング」。

最近、体重増加がとどまるところを知らず、一念発起してウェアも靴も買い揃えて始めたのです。
先生によると、体重が1キロ増加すると、膝にかかる負担は3,4キロも増えるのだとか。

ということは……(計算中)……膝よ、すまない。

「しばらく放っておいたら治るよ〜」と言われて湿布も出なかったものの、こちらは日常生活にも困るほどなので、なんとかしたいもの。

そこで、いろいろと調べてみました。

冷やせばいいの? 温めればいいの?

まず直面した課題は、冷やすか温めるかでした。
この時対処法を間違えると、痛みを悪化させてしまうのだとか……

こういう時は、冷やす!

氷急激な運動や、打撲、ねんざなどの怪我をした直後は、まず患部を冷やすのがいいそうです。
この時、患部は赤く腫れていたり、触ると熱を持っていたりするでしょう。
タオルにくるんだアイスノンなどで、患部を2,30分ほど冷やします。
1〜2日ほどで腫れは治まってくるはずです。

この時、同じ腫れでも、膝に水が溜まっている場合があります。
赤く腫れたり熱を持ったりはしておらず、押すとべこっと凹んで、皮膚が戻りにくい状態です。
このような症状の場合は、病院を受診されることをおすすめします。

こういう時は、温める!

お風呂症状が治まってきてもまだ痛みが続く場合は、筋肉が固まってしまっている場合があります。
加齢による慢性的な痛みも、この状態のことが多いでしょう。

筋肉が固まることにより血流が阻害され、うまく足のほうまで酸素や栄養が行き渡らなくなってしまうのです。
ずきっと刺すような痛みに加え、ずーんとだるいような痛みも強く感じられます。

とにかく早く治したかった私の場合

膝が痛いおかげで歩くのもままならず、ランニングはもちろん外出もおっくうになってしまいました。
何もやる気が起こらず、精神的にもつらくなってきました。

たかが膝痛、と周りの元気な人は笑いますが、膝が痛い本人にしてみると、「普通の日常生活」が苦痛なのです。

とにかく一刻も早く治したい!
そう思った私は、いろいろな治療を試しました。

岩盤浴に行く

膝の痛みが発生してからすでに4日ほど経っており、とくに腫れや熱もなかったので、温めることにしました。
岩盤浴で汗を流すと、膝の痛み、そのせいで滞っていた何か悪いもの、心のもやもやまで全て流れていく気がしました。
(あくまで個人の感想です。筆者は運動は大嫌いですが、汗をかくのが大好きです。夏は部屋でじっとして、ぼたぼたと汗を流すのが好きな変態です)

整体に行く

ちょうど母から評判のいい整体師さんの話を聞き、早速行きました。
保険適用のないところでしたが、技術は折り紙つき。
体の中の巡りが随分よくなった気がします。
膝が治った今でも足繁く通うほど。
からだって、全部つながっているんだなあ、そしてこころもそれに呼応しているんだなあ、と実感する日々です。

プラセンタローションを塗る

74618716いつも、デスクワークによる肩こりや腰痛がひどい時に頼るプラセンタローションを、お風呂あがりに一回、膝に塗りこみました。
皮膚に浸透する成分が含まれているようで、使用して比較的すぐに楽になるので重宝しています。
肌が弱く湿布はかぶれるので、塗るタイプはありがたかったです。
膝痛、腰痛、肩こり対策にプラセンタ

膝の痛みがマシになると、積極的な気持ちになり、外出の機会も増えました。
健康のありがたみに気づかせてくれた膝の痛みには、感謝……かな?

(ライター:陽月深尋)

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