お医者さんは、絶対的正解保持者ではないのだということ

医者は正しいか

「ちょっと調子が悪いなあ。よし、病院に行くか」

日本人はすぐ病院に行く、すぐに薬をほしがる、というのは医療界では有名な話だそうです。

「日本人の薬使用量は世界一」「癌最前線データ」【団克昭プラセンタ研究レポート26】

けれど、「日本人はすぐに医者を信じる」というのもまた真なり、ではないでしょうか。

義父の入れ歯事件

義父の入れ歯事件
私の義父は、今年で九十歳になります。
ありがたいことに、自分のことは自分でし、介護の必要はまったくない元気な人です。

そんな義父が、昨年「入れ歯が合わない」と入れ歯を入れるのをやめてしまいました。
どうやら年齢のせいで歯茎がやせ、入れ歯を入れると痛みが走るようなのです。

そこで、近所にある昔から行きつけの歯科医院に足を運びました。

義父の口には、歯があと六本だけ残っている状態でした。
この歯医者さんの言うことには、ここまでくればいっそのこと残っている歯をすべて抜いて、総入れ歯にしてしまったほうがいいとのこと。

それから歯医者に通うこと数回。
毎回口内を血で染め、痛みに耐えているようでした。

義父は辛抱強い人なので、私だったらあの歳で歯を抜くなんて耐えられないかも。

そんな義父の辛抱強さが、悪い方向に働きます。

肺気腫がひどく悪化し、心不全も併発。緊急入院となったのです。

当然歯医者通いも中断。
しばらくのあいだ、病院生活を余儀なくされました。

退院してからもずっと流動食のようなものしか食べられず、体力は落ちていきました。

年が明けて歯医者通いを再開しようと、歯科医院に電話をしたところ、なんと院長先生が体調不良で当面のあいだ治療は休むと言われたのです。

人生で初めて、お医者さんに向かって「お大事に」と言いました。。。

仕方なく変えた先の病院でびっくり

仕方なく変えた先の病院でびっくり
一刻も早く新しい歯を手に入れ、しっかり噛める栄養のあるものを摂る必要のあった義父は、病院を変えることにしました。

そこは、比較的若い女性の先生の経営する病院で、前に行っていたところとはなにもかも違います。

早速診察してもらい、先生に言われた言葉に義父も、付き添っていた長女も驚くことになります。

「今ある歯はできるだけ残して、そこに入れ歯をひっかけるほうがいいですよ。今の歯がだめになったら、また入れ歯を修理すればいいです」

義父が嫌がっていた抜歯は行うことなく、今ある歯に溝を入れ、虫歯を治療するだけで一回目の治療が終わりました。

そして一ヶ月足らず。
いよいよ来週、義父の入れ歯が完成します。

どちらの先生が良いというのではありません。
方針が違っただけなのです。

全部すっきり取ってしまって、ゆっくり治療しながら入れ歯を作る前者の先生。
ひとまず今の歯を大事にして、のちのちメンテナンスしていこうという後者の先生。

ただ、高齢で抜歯の負担も大きく、早く入れ歯が欲しかった義父にとっては、後者の先生がありがたかったのです。

妹の担当医が放った一言

妹の担当医が放った一言
もうひとつ印象深い話があります。

私には、大学生の頃に脳腫瘍を患い、重い後遺症を負った妹がいます。

その妹が一年と少し前に旅先で怪我をし、それから施設生活になり、先日施設の引っ越しを行いました。
今の国の制度では、妹は何年も同じ施設にいるわけにはいかないのです。

一時は半身不随で意識ももうろうとしていた妹でしたが、施設での献身的な介護のおかげもあって随分と回復しました。
プラセンタサプリも助けになるかもしれないと思い、たくさん飲ませています。

ずっと施設の方に飲ませてもらっていたのですが、先日引っ越した先の病院で、少し悲しい出来事がありました。
介護施設の先の先生がこうおっしゃいました。

「僕はサプリメントは反対なんです」
「一日二回か。。。一回で手を打ちませんか?」

その後も、いかに健康食品やサプリメントが無意味であるか、害悪であるかと長々と説明されました。

もちろん医師によって方針はさまざまでしょう。

けれど、彼の言い方はあまりにも妹を、そして妹を少しでも回復させたいという私たち家族の思いを無視し、踏みにじった言い方に思えたのです。

医者は啓示を与えてくれる神さまではない

神さま
幸いなことに私は職業柄、医療や健康のことに知識がありました。

そのため、彼の言うことがすべて真実というわけではなく、ただ彼の主義なのだということがわかりました。

けれど、もし私がなにも知らなかったら?
その道のプロである医者の言うことを鵜呑みにしたでしょう。

また、セカンドオピニオンでも聞こうものなら混乱していたでしょう。

お医者さんも人間です。
人によって考え方も違えば、価値観も違います。
得意分野も違えば、時に間違うこともあるでしょう。

医療のみならずすべてのことに言えることですが、私たちにできることは、
その道の専門家に丸投げするだけではなく、自分で調べ、考え、自分で選択する
ということではないでしょうか。

自分たちで選べる力をつけることで、情報を鵜呑みにして振り回されたり、反対にすべての情報を疑って頑なに拒むことから自由になれるような気がするのです。

そんな思いを持って、私は薬だけに頼らない選択としてのプラセンタサプリを販売しています。
よかったら、あなたの選択肢に入れてみてください。

プラセンタ通販のアビストア

(私=田中三紀子、ライター:陽月深尋)

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