最近、腸内細菌に注目が集まっており、乳酸菌を含む食品が多数販売されるようになりました。テレビコマーシャルなどで「乳酸菌が生きて腸まで届く」といった表現を聞いたことがある人もいらっしゃるでしょう。 しかし、研究者の間では「腸まで届く」とは確実に言い切れないのが現状で、腸まで届いたほうがいいのかどうかに関しても賛否両論だそうです。今回は、プラセンタ特別講演会で紹介された「乳酸菌」についてお伝えします。…続きを読む
腸内フローラ
腸内フローラが免疫を高めるメカニズム
胃で消化された食べ物は十二指腸に届き、さらに小腸や大腸に流れ最後には排出されます。大腸は水分を吸収しますが、そこで水分が吸収されなければ、重い便になってしまいます。さらに、腸の働きが低下すると、小腸の栄養吸収力が低下し、出現したアリアケ菌が酸を作るため、肝臓癌や大腸癌に繋がるとされています。小腸や大腸の機能低下による悪い菌の増加は、大きな病気に発展する可能性を高めてしまうのです。今回は、プラセンタ…続きを読む
西洋医学と東洋医学の違いとは? 体質改善の秘密は腸内細菌!
ひとことに「医学」と言っても、「西洋医学」や「東洋医学」などさまざまな考え方があります。 今回は、プラセンタ特別講演会で紹介された「西洋医学と東洋医学」についてお伝えします。 考え方の違いを知れば、体との向き合い方も変わるかもしれません。 今後の健康管理のために、ぜひご覧ください。 西洋医学だけでは、病気の根治は難しい? 西洋医学と東洋医学では、治療に対する考え方が違います。 西洋医学が「対症療法…続きを読む
死菌になったナノ乳酸菌が腸内環境を改善!その効果は?
「生きて腸まで届く乳酸菌」というフレーズを聞くと、お腹の調子を整えてくれる食品や飲料のコマーシャルを思い出します。 近年、腸内細菌が人の健康に与える影響が次々と明らかになってきている中、「生きたままで届く菌」というのはなんだかよさそうに聞こえます。 実際、私も毎日ヨーグルトを食べます。 しかし、最近の研究で「殺菌して死菌となったほうが効果が高い乳酸菌がある」とわかってきました。 乳酸菌は「生菌」「…続きを読む
腸内フローラは、予防医学の主人公になりうるかもしれない
いまから2年以上前の2015年2月22日、NHKスペシャルで「腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー」という番組が放送されました。 大変な反響を呼んだそうですが、そのときの私はまだ健康情報に疎く、「予防医学」「統合医療」などという言葉さえ知りませんでした。 しかし最近、「腸内フローラ」に関する記事を書くことになりそうだと色々勉強していたら、その秘めたる可能性に驚くことになりました。 私は幼少期から、…続きを読む
便秘ががんに…!? 便秘が引き起こす病気
便秘を種類で分類したとき、体の機能に問題がある病的なものなのか、緊張状態などで起こる一過性のものなのか、いろいろなケースが考えられますが、「慢性便秘」という習慣的な便秘で悩む人が多く存在していると考えられています。 さらに慢性便秘を分類すると、大腸の運動機能が低下したために起こる女性に多い「弛緩性便秘」、高齢者の方に多いとされる便意が起こらない「直腸性便秘」、ストレスに弱い人に多く便秘と下痢を繰り…続きを読む
便で体調をチェック! 不調を見逃さないで
不規則な生活などを積み重ねると腸内フローラが悪化し、さまざまな疾患が発症するとされています。 腸内環境のバランスが崩れることは、不調の引き金になるため「たかが腸内環境」と軽視してはいけません。 腸が正しく働かなければ、大腸炎や大腸癌に繋がる恐れがあるのです。 今回は、プラセンタ特別講演会で紹介された「便の見分け方」をご紹介します。ぜひご自身の健康管理にお役立てください。 あなたの便の「色・臭い・形…続きを読む
チョコレートで便秘解消ができるってほんと?
みんな大好きチョコレート。 でも、ダイエット中は避けなくてはならないと思いがちな、チョコレート。 そんなチョコレートに、多くの健康効果があることをご存じでしょうか? 特に高濃度カカオのチョコレート(カカオ70%以上)には、「カカオプロテイン」や「カカオポリフェノール」が多く含まれているため、さまざまな健康効果が期待されています。 最近では、テレビ番組でその効果が紹介されるなど、チョコレートの持つ力…続きを読む