1日の理想摂取カロリーは? 食べても太りにくい時間、順番は?

理想カロリー

老化原因のひとつである「肥満」。

メタボリックシンドロームになると、内臓脂肪が溜まり、TNF-αの分泌が上昇し血液に流れます。
その結果、三大疾病の原因になるとされているのです。

健康を維持するためには、病気になってからではなく、予防の段階からの対策が大切です。

今回は、プラセンタ特別講演会でも紹介された「1日の理想摂取カロリー」についてお伝えいたします。

1日の摂取カロリーは、1500kcal~2000kcal

1日の摂取カロリーは、1500kcal~2000kcalが理想的とされています。

また、消費カロリーのうち、基礎代謝は1500kcal程度で、脳が使用するカロリーは基礎代謝の20%。
普段、運動することが難しい場合でも、8時間くらい勉強などで頭をよく使うと、700kcalも消費できることがわかっています。

食べるときに注意した方がいいこと

よく噛む

噛む
食べるときによく噛むことも大切です。
よく噛むことで脳に刺激が伝わりDIT(食事誘導性熱代謝)が消費されるスイッチが入ります。
よく噛んで食べれば、総消費カロリーの10%を「食べる」という作業で消費できるのです。

食べる順番

ベジファースト
また、血糖値という視点で考えた場合、ベジファースト(野菜を先に食べる)も重要です。

ご飯を先に食べると血糖値が急に上がり、インスリンが大量に必要になるため、血糖値をコントロールできなくなります。
しかし、サラダから食べると緩やかに血糖値が上昇するため、すい臓への負担を減らすことができます。

太りにくい時間帯

食べても太らない
さらに、人間には食べると太ってしまう時間と、太りにくい時間があり、食べる時間帯によっても影響します。

体内には、脂肪分を取り込むスイッチになっているBMAL1(ビーマルワン)という蛋白があり、朝起きてから14時間から15時間が最大になるとわかっているのです。
そこから考えれば、食事をしても太りにくいのは14時~15時、太りやすいのは22時~深夜2時くらいと考えられます。

同じ食事量でも食べ方を工夫するだけで、内臓への負担に差が現れます。健康を維持するためにも、できることから始めてみてはいかがでしょうか?

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