「遺伝子検査の可能性」【団克昭プラセンタ研究レポート8】

遺伝子検査

国際抗加齢免疫医学学会の理事である団 克昭博士のプラセンタ特別講演会。プラセンタの話に留まらず、最近話題の遺伝子検査についてもお話ししてくださいました。そして、プラセンタにまつわる症例の中からは、リクエストが多い癌(がん)の最新研究成果を発表されました。病気にならない体を作るための研究成果をレポートにしましたので、ぜひご覧ください。

※本講演会の内容は、団博士の研究成果発表であり、当ショップの製品の効果を保証するものではありません。

受講テーマ『病気にならない体作り~遺伝子と癌(がん)~』

慶応大学医学部 団 克昭博士特別講演会

受講場所:新大阪ワシントンプラザホテル 2階 桜の間
受講期間:平成27年1月14日(13:00から15:30)

遺伝子検査の可能性

希望
昨年の春に団博士が理事に就任された国際抗加齢免疫医学学会はアンチエイジングを主体に、免疫について研究しており、遺伝子の異常が病気にどのように繋がるかを調べることを目的としています。学会での研究によって、遺伝子はさまざまな病気と関わっていることが判明。もちろん、癌(がん)もその例外ではありません。

ヒトの遺伝子ではエラーが1日6000個と頻繁に起こっていますが、通常は修復されるようになっています。また、修復できない場合は生体防御機構がエラー細胞だけをなくすため、正常な生活を送ることができます。それでも、細胞分裂の際に遺伝子情報の伝達エラーが蓄積され、修復できない状態のことを癌(がん)といいます。

癌(がん)のほかに遺伝子異常はさまざまな病気の引き金になっており、生まれ持った先天的異常や生まれてから生活していく過程で起こった後天的異常の場合があります。
そのため、遺伝子異常がもともとあるために悪い生活習慣やストレスで免疫力が低下して病気が発症するパターン(先天的)がある一方で、悪い生活習慣やストレスがきっかけで遺伝子にエラーが起きて病気になるパターン(後天的)があります。国際抗加齢免疫医学学会では遺伝子変異が病気にどのような影響を与えるかを研究しています。

ヒトの遺伝子構造

ヒトの細胞は生まれたときの6兆個からはじまり、成人するときには60兆個の細胞にまで増えます。その細胞の1つを拡大すると核があり、さらに拡大すると染色体があります。その染色体の中にある、遺伝子のエラーが病気に関わるとされているのです。

ヒトの染色体は常染色体22対と性染色体(性別を決める染色体)2対。合わせて24対から成っています。これらが1つの細胞中の核にすべて収まっていて、細胞分裂で増殖を繰り返します。細胞分裂して2つに分かれた細胞は、均等に分かれるためそれぞれ同じ情報を持つことになります。細胞60兆個の中でも、大半が体細胞染色体です。体細胞染色体は24対ありますが、男女を決める生殖細胞はその半分の12対しかありません。つまり、卵子(12対)と精子(12対)が受精することで、体細胞と同じ数(24対)の遺伝情報を持ったものになるのです。こうして父親と母親の半分半分の遺伝子情報が集まって体細胞となり、細胞分裂が始まります。

さらに遺伝子を詳しく見ると、遺伝子の配列は二重螺旋構造のペアになっていて、4つの塩基(ATCG)の組み合わせが繋がっていることがわかります。それらの塩基の組み合わせはAとT、CとGといった具合に既に決まっており、細胞分裂によって塩基のペアが2つに分かれると、また新しいペアを塩基の規則に従ってつくります。しかし、正常な遺伝子配列から異常な遺伝子配列になることもあります。塩基ペアの配列には、こうしたエラーが毎日約6000回起きるといわれています。
エラーにも種類があり、「置換」「挿入」「欠失」があげられます。「置換」は別の遺伝子に置き換えられるだけですが、「挿入」や「欠失」は遺伝子の数が増えたり減ったりするため、遺伝子配列がどんどん崩れて影響が大きいとされています。そのため、それ以降の遺伝子の配列すべてに影響を及ぼす「挿入」や「欠失」は、さまざまな障害を引き起こします。研究では、遺伝子配列のどの塩基が置き換わると、何の病気になるのかが明らかになりつつあります。

遺伝子検査

病気の検査でよく行われる画像診断を用いて、癌(がん)を発見するには癌(がん)細胞が5mm以上でないと難しいといわれています。しかし、遺伝子検査なら早期発見が可能。遺伝子検査を用いれば1つの細胞の間違いを発見できるため、その人が持っている先天的な異常や素因などの細かいレベルの検査が行えます。

遺伝子の異常は、紫外線、生活習慣、ストレスや加齢などで免疫力が低下して起こります。そして、癌(がん)抑制遺伝子が傷つくとブレーキが効かなくなり、癌(がん)細胞増殖が始まっていくのです。癌(がん)細胞は栄養を求めるため、血管新生によって栄養を血管から摂取。その結果、癌(がん)細胞は増え続け、転移して悪化が進んでいきます。しかし、遺伝子検査なら、悪化する前の初期段階で気づくことが可能です。

そういった現状を踏まえて、癌(がん)ゲノム研究(癌(がん)の遺伝子の研究)は、人間の遺伝子を読み取る技術を開発。その後も、遺伝子配列を読み取るゲノム解析開発が進みました。ゲノム解析技術を使えば、約3万ある人間の遺伝子を解析できます。解析にかかる費用は、2000年当初には約5億ドルといわれていましたが、10数年が経過して約1000ドルで解析できるようになりました。技術の進歩に伴って、遺伝子解析にかかるコストが低くなりつつあるのです。

とはいえ、遺伝子の情報を得ただけでは単なる遺伝子配列の把握で終わってしまい、有効活用できません。遺伝子情報を有効活用するために、世界中で遺伝子配列と癌(がん)の関係の研究がされてきました。特に欧米では開発がさかんで、どの遺伝子が癌(がん)に関わるかが世界レベルでわかってきています。

遺伝子検査と癌(がん)

世界規模で癌(がん)の遺伝子の研究が進んでいますが、日本の現状はまだまだ厳しいといわれています。その様子は『これでいいのか? 日本のがん研究・がん医療』(著・中村祐輔)からも読み取れます。癌(がん)が死因一位になり早30年、それでも癌(がん)患者は増え続け、政策も立遅れています。遺伝子検査に積極的なアメリカに比べると、日本は遺伝子の研究は行っても臨床まで到達できていません。何十年も前から遺伝子検査を行っているアメリカは、自分の体質を把握したうえで暮らしを営んでいます。日本は技術開発に貢献しても臨床にまで至っておらず、生活に活かせていないのが現状です。

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遺伝子の研究では、遺伝子配列に多くの癌(がん)との因果関係があると明らかになってきています。たとえば、腎臓癌(がん)と肝臓癌(がん)の遺伝子配列パターンは似ている。TAがCGに置き換わると癌(がん)に関わってくる。このように、塩基置換パターンによって発癌(がん)しやすいかを判断できるようになりました。

・食道癌(がん)

多型なし(正常な遺伝子配列の人)、遺伝子1(アルコール脱水酵素の遺伝子にエラーのある人)、遺伝子2(アセトアルデヒド脱水酵素の遺伝子にエラーのある人)、さらに遺伝子1+2(アルコール脱水酵素とアセトアルデヒド脱水酵素の両方の遺伝子にエラーのある人)の4パターンを比較。また、それぞれのパターンで、「タバコも飲酒もしない人」「タバコを吸う人」「飲酒する人」「タバコを吸って飲酒もする人」に分けて食道癌(がん)になるリスクを調べると次のような結果がでました。
「多型なし」でタバコも飲酒もしない人を1としたときに、「多型なし」でタバコを吸い飲酒をする人は食道癌(がん)になる確率が3.44倍高い。また、「遺伝子1+2」でタバコも飲酒もしない人の食道がんになる確率は「多型なし」の6.79倍で、「遺伝子1+2」がタバコを吸って飲酒した場合、なんと189倍もエラーのない「多型なし」より確率が高かったのです。つまり、遺伝子エラーがない場合はタバコや飲酒などの生活習慣の影響は少ないが、遺伝子エラーを持っている人が悪い生活習慣を行うと食道癌(がん)のリスクがぐっと高まるということです。これは、ほかの病気でもいえます。

・肺癌(がん)

さまざまな肺癌(がん)のパターンに関わっているといわれる程、重要な遺伝子があります。それがP53です。P53は癌(がん)抑制遺伝子で、この遺伝子に傷がつくと癌(がん)が転移するとされています。肺癌(がん)の原因といえば、タバコと思われるかもしれませんが、タバコのような生活習慣だけが牽引しているのではありません。タバコなどのリスクファクターよりも、その人が持つ素因や遺伝子の方が癌(がん)の進行に大きく影響するのです。

遺伝子検査対象

食道癌(がん)や肺癌(がん)に留まらず、各臓器の発癌(がん)に関わる遺伝子が分かっており、部位別の癌(がん)関連遺伝子がリストアップされています。そのため、どの遺伝子にエラーがあると癌(がん)に繋がるかを把握でき、遺伝子検査で対象にできる遺伝子を絞れるようになりました。

たとえば、癌(がん)抑制遺伝子であるP53。これに化学反応のメチル化が起こるとブレーキが効きにくくなるとされているため、遺伝子検査でP53のメチル化がどれほど進行しているかを調べると、癌(がん)に対するブレーキの効きにくさを明らかにすることができます。

遺伝子検査の対象は、後天的変異ではなく、先天的・突然変異。癌(がん)化している状態を把握する検査ではなく、今後リスクを負わせないようにDNAから調べるという位置づけで行います。遺伝子検査に加えて血液検査も行えば、癌(がん)が発症している可能性も分かりますが、癌(がん)が進行しているか否かの診断ではなく、まずは先天的に癌(がん)になる素因があるかどうかを調べることを目的としています。検査の際は、特定の遺伝子だけを見るのではありません。男女どちらにも関わっている、複数の癌(がん)に紐づいている遺伝子を中心に調べるのです。そうすることで、あらゆる癌(がん)の早期発見に繋がります。そして、どの遺伝子が変異していると癌(がん)になりやすいかというデータを蓄積し、さまざまな病気の素因がわかれば、発症する危険度を事前に知らせることが可能になります。

プラセンタと癌(がん)

がん治療
糖尿病の治療から始まった博士の研究は、16年の月日をかけて薬の開発(スターシス)に成功します。しかし、薬は化学薬品であるため、効果のあるものには副作用が伴っていました。これを何とかしたいという思いから、合成薬品ではなく、もともと体の中にある成分(天然素材)を使って、副作用のない薬の研究を目指したのです。そこで注目されたのが、プラセンタ(胎盤)でした。

まず始めに行った毒性試験で、プラセンタは急性・慢性ともに毒性作用がなく安全であることが確認できました。プラセンタは長期投与が可能とされ、研究が具体的に開始されたのです。その後、三大疾病(癌(がん)・脳卒中・動脈硬化)や、高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満など重篤な危険因子に対し、すべてに何らかの効果があることが確認されました。

なぜ、プラセンタはこれほどまで幅広い効果をもたらすのか? その作用の共通点に、長寿遺伝子(サーチェイン)の活性化、長寿タンパク質(アディポネクチン)の分泌促進、腸管免疫作用、ストレス応答があり、それらが効果の鍵になっていることがわかりました。これらにプラセンタエキスが働きかけ、一つ一つの病気に良い影響をもたらしていると考えられています。なかでも癌(がん)治療は、多くの人に注目を浴びています。

癌(がん)について

細胞分裂の際に遺伝子情報の伝達エラーが蓄積され、修復できない状態が癌(がん)です。 癌(がん)化は、ひとつの遺伝子変異のエラーから始まります。しかし、現在の医療ではそのひとつのエラーだけでは癌(がん)を発見できません。そのまま修復されずに細胞分裂を30回繰り返してしまうと、早期発見がんの状態になります。そのとき、エラー細胞の数は10の9乗個。運よく癌(がん)検診などで発見されれば治療は見込めますが、さらに10回分裂を繰り返すと進行がんになってしまいます。エラー細胞の数は10の12乗個。なんと、体内の全細胞の60分の1がエラー細胞の状態です。これは体重60kgの人の1kg分に相当します。

この段階に差し掛かってしまうと、太刀打ちできないかと思えますが、エラーを防げなくてもエラーを元に戻す修復能力を高めてあげれば、癌(がん)を軽減できると考えられています。

癌(がん)治療の症例

癌(がん)の治療法として、外科療法、放射線療法、化学療法、遺伝子治療、免疫療法があげられます。プラセンタについて、それぞれの治療法のデータがありますが、今回は化学療法と免疫療法のデータを示します。

・肝臓癌(がん)

肝臓癌(がん)は化学療法(抗癌(がん)剤など)が効きにくいとされています。また、抗癌(がん)剤などを多剤併用(薬を併用する)すると、副作用も強く出てしまいます。しかし、抗がん剤が効きにくい癌(がん)でも、プラセンタで治癒を加えれば、副作用が出ずに、癌(がん)の進行を止めることが証明されています。

・胃潰瘍

胃癌(がん)の前段階にいるアルコール性胃潰瘍のマウスに、プラセンタを投与するとそのマウスが全治したという結果が出ました。さらに、プラセンタは転移後の癌(がん)にも効果あります。転移に効く抗癌(がん)剤がなかったため、プラセンタが免疫療法の効果を高めるのではと期待されています。

・皮膚癌(がん)

癌(がん)の治療法として、複数の薬剤を用いること(多剤併用療法)が多いのですが、必ずしも多剤併用がベストとは限りません。多剤併用することで、強い副作用が出てしまうからです。多剤併用すれば、必ずしも薬の効果が発揮されるわけではないのです。
マウスに皮膚癌(がん)を植え付け、癌(がん)の体積を測る実験を行いました。皮膚癌(がん)の治療をしない状態では、腫瘍は大きくなってしまいます。そこで、シスプラチン(抗癌(がん)剤)を血管注射したのですが、腫瘍は1割程度しか縮小されませんでした。また、シスプラチンとほかの抗癌(がん)剤を併用しても、結果に差は見られませんでした。むしろ腫瘍が大きくなり、マウスが死に至たるケースがみられました。これらの死因の多くが、副作用によるものと考えられています。しかし、シスプラチンとプラセンタを併用して実験をしてみたところ、皮膚癌(がん)に対して有効な結果が出たのです。

・白血病

血液系の癌(がん)である白血病に対してプラセンタを投与する実験を行いました。白血病を治療しないままにしておくと、生存率は28日目で18%。しかし、同じ癌(がん)細胞を植えながらプラセンタを投与すると、60%まで延びるという結果がでました。この実験で、プラセンタによる延命効果が証明されたのです。
また、最新の研究ではプラセンタに癌(がん)の予防効果があるとわかりました。プラセンタを2週間マウスに与えてから白血病を投与すると、マウスは拒絶反応を示し予防効果がみられたのです。前もってプラセンタを与えることで、癌(がん)に対して抵抗性を示す。つまり、延命・予防効果があるということです。このことから、プラセンタを前もって与えた方が効果的と考えることもできます。プラセンタの癌(がん)予防については、今後少しずつ明らかになるといわれています。

・乳癌(がん)

免疫が作用されていない「ヌードマウス」に、ヒトの乳癌(がん)細胞を移植。そのマウスにプラセンタを投与するという実験が行われました。すると、プラセンタを投与しない場合より、投与した場合の方が、5分の1も乳癌(がん)が縮小したのです。ヌードマウスを使ったことから、癌(がん)の縮小が免疫によるものではないとわかります。治療しないと末期癌(がん)にまで進行するが、プラセンタを投与すると早期発見癌(がん)の段階で留めることができたのです。この実験により、プラセンタがヒトの乳癌(がん)に効果があることが証明されました。

・肺癌(がん)

肺癌(がん)の転移についてもプラセンタの効果が証明されました。転移に効く抗癌(がん)剤がないなか、治療しないと約200個も転移する肺癌(がん)を、プラセンタを入れることで半分以下に抑えることが出来たため、優秀な結果であると評価されました。プラセンタは再発・転移癌(がん)にも効果があると認められたのです。

腫瘍幹細胞

最近の情報では、癌(がん)にも幹細胞があるといわれています。癌(がん)細胞にも親子関係のようなものがあるというのです。子どもたちには新しい腫瘍をつくる能力がないのですが、親とされる幹細胞には新しく癌(がん)細胞を作る能力があります。そのため、幹細胞を残したままだと、新しい腫瘍をつくってしまいます。また、癌(がん)細胞はニッチという細胞と結びつき再発・転移することもわかっています。プラセンタは幹細胞とニッチが結びつかないように作用するため、プラセンタは転移にも効果があるといわれるのです。

再発・転移癌(がん)になるということは、その人の持つ免疫抵抗能力ではもはや太刀打ちできないということでもあります。そのため、再発・転移癌(がん)に効果があるのは、非常に意味のあることです。

癌(がん)免疫療法

一度癌(がん)になると二度同じ癌(がん)にならないということがマウスの実験で証明されています。実験用マウスに癌(がん)細胞を埋め込み、大きくなった腫瘍を外科手術で取り除くと、そのマウスは助かるのですが、別のマウスにこの癌(がん)細胞を埋め込むとこのマウスは癌(がん)になり死んでしまいます。一度取り出した癌(がん)細胞が治ってしまったマウスに、もう一度同じ癌(がん)細胞を埋めても、同じ癌(がん)には二度とかかりません。あらかじめ癌(がん)抗原をワクチンとして打てば癌(がん)にならずに済むのではないか? これが癌(がん)免疫という学問の始まりです。

癌(がん)化した細胞には癌(がん)抗原があり、癌(がん)抗原を投与すると免疫反応を起こし拒絶します。これが目印となりキラーT細胞が癌(がん)細胞を攻撃。癌(がん)抗原を投与して治療した場合、活性化されたキラーT細胞が、癌(がん)細胞を攻撃しますが、癌(がん)細胞だけでなく、正常な細胞まで攻撃するため、副作用がでてしまいます。一方、プラセンタは、癌(がん)細胞にだけ特化して攻撃ができるので、副作用なしで治療を行うことができます。

実験で、プラセンタを2週間マウスに与えてみると細胞表面に抗原(マクロファージ)が多く表れて、キラーT細胞が癌(がん)細胞を攻撃しやすくなりました。これは、プラセンタによって抗原提示能力が高まったためだと言えます。さらに、抗原提示能力が癌(がん)の縮小に繋がるのかを示すため、マウスの背中(左右2箇所)に癌(がん)細胞を埋め込む実験も行いました。2箇所の左側にだけプラセンタを投与すると、最初に投与した左側が縮小され、次に投与しなかった右側の癌(がん)細胞も縮小されました。これは抗原提示能力が高まったために、キラーT細胞が癌(がん)細胞見つけて攻撃したことを示しています。

樹状細胞ワクチン療法

マウスの血液から樹状細胞を取り出し、プラセンタを切り刻んだものを振りかける実験を行いました。試験管でプラセンタを取り込ませた樹状細胞がさまざまな目印をかざしている状態で治療に加えると、癌(がん)を拒絶することができました。癌(がん)を植えているにも関わらず、癌(がん)を寄せ付けることがなく、予防接種のような役割がみられたのです。また、実験途中ではありますが、癌(がん)に対して拒絶するマウスは、別の癌(がん)も拒絶することがわかりました。体の中のキラーT細胞が癌(がん)細胞を攻撃するため、新しい癌(がん)を植え付けても拒絶反応がみられました。この実験で1種類だけでなく、2種類目の癌(がん)にまで予防効果があることがわかります。プラセンタは複数の癌(がん)に対する予防効果が期待されています。実験終了次第、新しい研究成果として発表される予定です。

※このレポートはプラセンタの研究報告であり、製品の効果効能を謳っているものではありません。

感想

今回の講演会は100人を超える来場者が足を運び、団博士の講演に聞き入っていました。最近話題の遺伝子検査の説明から始まり、プラセンタにまつわる現在に至るまでの癌(がん)治療、白血病や樹状細胞ワクチン療法の効果などの最新研究情報まで盛り込まれた内容に圧倒されました。プラセンタの効果について学べることはもちろん、純粋に研究の可能性にワクワクできる時間でした。団博士は今後も新しい症例などがわかり次第、講演会で発表される予定です。プラセンタの研究がどのように進むのか、今から次回のプラセンタ特別講演会が楽しみです。

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プラセンタとがんの関係について研究が進んでいます

プラセンタ講演会
美容業界で名前を聞くことの多い「プラセンタ」ですが、実は医療業界からも注目が集まっています。
新しい時代の医療の分野で、今後プラセンタの活躍が期待されています。

薬以外の選択肢を知ることで、自分らしい治療の実現に役立つ可能性があります。

プラセンタ講演会

一般社団法人 国際抗加齢免疫医学学会
理事長 団 克昭博士
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団 克昭博士によるプラセンタ特別講演会
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