プラセンタの研究成果~2014年総まとめ~【団克昭プラセンタ研究レポート7】

2014年最後の団 克昭博士特別講演会。今年の総まとめとして、団博士がプラセンタの全体像を踏まえたうえで、現在に至るまでの研究についてお話しして下さいました。プラセンタに関する情報が盛りだくさんの講演会をレポートにしましたので、ぜひご覧ください。

※本講演会の内容は、団博士の研究成果発表であり、当ショップの製品の効果を保証するものではありません。

受講テーマ『プラセンタの研究成果~2014年総まとめ~』
慶応大学医学部 団 克昭博士特別講演会

受講場所:新大阪ワシントンプラザホテル 2階 桜の間
受講期間:平成26年12月6日(13:00から15:30)

胎盤(プラセンタ)の役割

プラセンタの役割
プラセンタとは「胎盤」という臓器のこと。受精卵が着床後に、胎盤と胎児に細胞分裂をしてできます。

また、胎盤と胎児を繋ぐへその緒と言われるものが「臍帯」です。臍帯は、すべての細胞の元になる幹細胞を、胎盤から胎児に供給するパイプのような役割を担っています。胎児は300日前後の期間、母体のなかで細胞分裂を繰り返し、体を形成していきます。その間、臍帯は胎児が病気を起こさないように完全免疫で守ってくれるのです。

出産後、臍帯と切り離された新生児は胎盤・臍帯の恩恵を受けられなくなり、自己免疫(白血球)が働くようになりなります。ただし、そのピークは細胞面でも免疫面でも20歳頃。その後は加齢とともに低下していき、体が不調を起こしやすくなります。 しかし、胎盤を体内に取り入れ、胎児の頃の体内環境に近づければ、衰えた免疫力や代謝能力がもとの正常な状態に戻ると考えられています。角質化や、病変した細胞を正常な細胞に生まれ変わらせる。これが細胞再生療法です。

今回は、プラセンタを体内に入れることで、どのような効果があるのかを化学的に証明するため、さまざまな症例を示していきます。

癌(がん)治療

癌転移
細胞分裂の際に遺伝子情報の伝達エラーが蓄積され、修復できない状態が癌(がん)です。 癌(がん)化は、ひとつの遺伝子変異のエラーから始まります。しかし、現在の医療ではそのひとつのエラーだけでは癌(がん)を発見できません。そのまま修復されずに細胞分裂を30回繰り返してしまうと、早期発見癌(がん)の状態になります。そのとき、エラー細胞の数は10の9乗個。

運よく癌(がん)検診などで発見されれば治療は見込めますが、さらに10回分裂を繰り返すと進行癌(がん)になってしまいます。エラー細胞の数は10の12乗個。なんと、体内の全細胞の60分の1がエラー細胞の状態です。これは体重60kgの人の1kg分に相当します。 この段階に差し掛かってしまうと、太刀打ちできないかと思えます。しかし、エラーが起きるのを防げなくても、エラーを元に戻す修復能力を高めてあげれば、癌(がん)を軽減できると考えられています。

最近の情報では、癌(がん)にも幹細胞があるといわれています。癌(がん)細胞にも親子関係のようなものがあるというのです。子どもたちには新しい腫瘍をつくる能力がないのですが、親とされる幹細胞には新しく癌(がん)細胞を作る能力があります。そのため、幹細胞を残したままだと、新しい腫瘍をつくってしまうのです。
また、癌(がん)細胞はニッチという細胞と結びつき再発・転移することもわかっています。プラセンタは幹細胞とニッチが結びつかないように作用します。

そのほか、癌(がん)抗原を投与して治療した場合、活性化された細胞(キラーT)が、癌(がん)細胞を攻撃しますが、癌(がん)細胞だけでなく、正常な細胞まで攻撃するため、副作用がでてしまいます。

一方、プラセンタは、癌(がん)細胞にだけ特化して攻撃ができるので、副作用なしで治療を行うことができるのです。

・肝臓癌(がん)

肝臓癌(がん)は化学療法が効きにくいとされています。また、抗癌(がん)剤など薬を併用すると、副作用も強く出てしまいます。しかし、プラセンタで治癒を加えれば、副作用が出ずに、癌(がん)の進行を止めることが証明されています。

・胃潰瘍

胃癌(がん)の前段階にいる胃潰瘍のマウスに、プラセンタを投与するとそのマウスが全治したという結果が出ました。さらに、プラセンタは転移後の癌(がん)にも効果あります。転移にきく抗癌(がん)剤がなかったため、プラセンタが免疫療法の効果を高めるのではと期待されています。

・皮膚癌(がん)

癌(がん)の治療法として、複数の薬剤を用いること(多剤併用療法)が多いのですが、必ずしも多剤併用がベストではありません。多剤併用することで、強い副作用が出てしまうからです。多剤併用すれば、薬の効果が発揮されるわけではないのです。

マウスに皮膚癌(がん)を植え付け、癌(がん)の体積を測る実験を行いました。皮膚癌(がん)の治療をしない状態では、腫瘍は大きくなってしまいます。そこで、シスプラチン(抗癌(がん)剤)を血管注射したのですが、腫瘍は1割程度しか縮小されませんでした。また、シスプラチンとほかの抗癌(がん)剤を併用しても、結果に差は見られませんでした。むしろ腫瘍が大きくなり、マウスが死に至たるケースがみられました。これらの死因の多くが、副作用によるものと考えられています。
しかし、シスプラチンとプラセンタを併用して実験をしてみたところ、皮膚癌(がん)に対して有効な結果が出たのです。

・白血病

血液系の癌(がん)である白血病に対しても実験を行いました。白血病を治療しないままにしておくと、生存率は28日目で18%。しかし、プラセンタを投与すると、60%まで延びるという結果がでました。この実験で、プラセンタによる延命効果が証明されたのです。

・乳癌(がん)

免疫が作用されていない「ヌードマウス」に、ヒトの乳癌(がん)細胞を移植。そのマウスにプラセンタを投与するという実験が行われました。すると、プラセンタを投与しない場合より、投与した場合の方が、5分の1も乳癌(がん)が縮小したのです。ヌードマウスを使ったことから、癌(がん)の縮小が免疫によるものではないとわかります。この実験により、プラセンタがヒトの乳癌(がん)に効果があることが証明されたのです。

・肺癌(がん)

肺癌(がん)の転移についてもプラセンタの効果が証明されました。転移に効く抗癌(がん)剤がないなか、半分以下に抑えることが出来たため、優秀な結果であると評価されました。プラセンタは再発・転移癌(がん)にも効果があると認められたのです。

糖尿病・高脂血症

生活習慣病
生活習慣病とは肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧のこと。そのなかの糖尿病はさまざまな合併症を引き起こします。初めは全く自覚症状が出ない場合が多いのですが、合併症を引き起こし、死に至るケースもあります。

また、糖尿病から、動脈硬化になり脳が老化するとアルツハイマーに繋がる可能性があると指摘されています。 プラセンタは糖尿病にも効果があると期待されています。小腸に食べ物が辿り着くと、その刺激でインクレチンというホルモンが分泌されます。インクレチンはインスリンをつくる細胞に刺激を与え、インスリンを分泌させます。

プラセンタを服用すれば、インクレチンの分泌が高まり、血糖値をコントロールできるようになるのです。 高脂血症で注目される、悪玉コレステロール(LDL)。プラセンタには酸化LDLをつくらせない抗酸化のような効果があります。そのほか、プラセンタは肝アルコール代謝にも働きかけることがわかっています。アルコールを飲み、二日酔いの状態でプラセンタを摂取すると、アルコールが代謝されるのです。これは、ウコンで知られるクルクミンと同等の効果です。

肌の老化

肌のアンチエイジング
肌の老化には次の4つの要素が関連しているとされています。

・光老化(UV)

紫外線は肌を老化させます。その紫外線から肌を守るための、防御機構(蛋白質)がメラニンです。メラニンを抑える美白系化粧品がよくありますが、危ない側面を持っているとも言えます。なぜなら、メラニンを抑えることで、紫外線から守ってくれる蛋白質まで失わせてしまうからです。

しかし、プラセンタは違います。黒いメラニンを含んだ細胞に、プラセンタエキス加えて培養すると、メラニンが白くなるという結果が出たのです。プラセンタなら、紫外線の防御機構を残したまま、美白効果を得られるとわかりました。

・細胞の酸化

細胞の酸化も、紫外線が原因と言われています。活性酸素ができると細胞が酸化し、老化に繋がります。

しかし、プラセンタは酸化した細胞の後処理をしてくれ、紫外線が活性酸素をつくろうとするのに抵抗し、酸化を抑えてくれる効果があるとわかりました。

・皮膚の乾燥

皮膚の乾燥は、角質細胞の乱れ、体の内部の水分が抜け落ちてしまったことが原因です。乾燥は肌の老化に影響を与えます。

・皮膚の菲薄化

皮膚の菲薄化には、女性ホルモンの分泌が関わっていると言われます。加齢に伴い、女性ホルモンの分泌が減りシミ、シワが増える傾向があります。しかし、だからといって、女性ホルモンを与えれば良いわけではありません。むやみに女性ホルモンを与えると、ホルモンバランスが崩れて思わぬ副作用が出ることもあるからです。

ヒトの皮膚細胞を培養し、過酸化水素水(H2O2)に浸すと、2週間で老化現象があらわれます。そこで、老化細胞だけを青く染める染色液に皮膚細胞を浸す実験を行いました。すると、2週間たってもプラセンタエキスを加えた皮膚細胞は老化しませんでした。プラセンタエキスを加えた皮膚細胞は、4週目でようやく老化が起こったのです。単純に言えば、老化のスピードが2分の1になったということ。この成果は、アンチエイジングに繋がるものではないでしょうか。

頭髪の再生

頭髪の再生
皮脂腺から男性ホルモンが分泌され、脱毛のシグナルを与えているのではと言われています。また、脱毛シグナル(脱毛を促す)がある一方で、成長シグナル(ヒゲを伸ばすような成長を促す)もあります。そのため、もし男性ホルモンのうち、脱毛シグナルだけを遮断できれば、脱毛を抑制できるのではという考えに至りました。そして、見つかったのが脱毛を促すファクターを疎外するカラギーナでした。カラギーナは海藻から抽出された多糖類です。

研究を重ねると、プラセンタも脱毛抑制に関わっていることがわかり、カラギーナとプラセンタを配合したものを用いれば、脱毛抑制に効果があるとされたのです。その効果をマウスで実験して検証しました。 ヒトの毛乳頭細胞を培養して、どれだけ増やせるかの実験を行いました。その結果、プラセンタには育毛効果がみられました。

また、マウスのヒゲを抜いて、ヒゲの毛包を培養する実験で、どれだけヒゲが伸びるかを検証。何もしない普通の培養液よりも3割増しの結果を得ることができました。さらに、発毛刺激なしのマウスの背中の毛を刈り、発毛するかの実験を行った結果、プラセンタを用いると5匹中5匹に発毛が見られたのです。しかも、プラセンタを塗った箇所から発毛されていました。これは、塗った箇所の毛根にエキスが到達し、毛根細胞が活性化されて発毛シグナルが出たということです。これらの実験の結果、プラセンタで頭髪の再生ができると証明されました。

長寿遺伝子

長寿遺伝子
人間には長寿遺伝子というものがあり、長寿遺伝子Sirt1(サートワン)が活性化されれば、寿命が延びるとわかっています。長寿遺伝子Sirt1のスイッチをON状態にする方法として、カロリー制限があります。しかし、カロリー制限して生きていくのはつらいものです。そこで、注目されているのがレスベラトロール(ポリフェノールの一種)でしたが、ON状態にするためにはワイン毎日100本ぐらい飲まなくてはなりません。しかし、プラセンタを取り入れれば、長寿遺伝子Sirt1をON状態にできます。

プラセンタは、長寿で病気になりにくい体作りを実現してくれるのです。 ちなみに、女性の百寿者は、アディポネクチンの数値が高いとわかっています。アディポネクチンは動脈硬化を直接抑制、抗炎症、心筋肥大抑制などの作用があり、健康に深く関わっているホルモンです。アディポネクチンが欠損しているとメタボリックシンドロームを呈するとも言われています。プラセンタには、アディポネクチンの代謝を活性化させる働きがあり、この点でもプラセンタが長寿に効果があることが分かります。

腸管免疫

腸管免疫
人間は、腸内細菌やウイルスが入ると腸管免疫で排除をします。 腸内細菌の種類には善玉菌(ビフィズス菌など)、悪玉菌(大腸菌など)、日和見菌などがあります。日和見菌は悪玉菌の手助けのような動きをするため、腸内環境バランスは悪玉菌に優勢な状態になりやすいのが現状です。悪玉菌が優勢な場合、さまざまな病気の成因になる可能性があります。

マウスにプラセンタを2週間投与する実験の結果、マウスの腸内細菌に大きな変化がみられました。なんと善玉菌であるビフィズス菌は通常の3倍に、悪玉菌である大腸菌は6分の1に減少。プラセンタには腸管免疫作用があるため、善玉菌が優勢な腸内環境にできるのです。

ストレス応答

ストレス応答
ストレス応答とは、ストレスを受けたときに、元に戻そうと反発する力のこと。たとえば、細胞に45度の熱(強いストレス)を与えると、細胞死を起こしますが、体温の限界である42度を経験した細胞に、45度の熱を浴びさせても細胞死しないという現象が挙げられます。これは、細胞が抵抗性を獲得し、細胞保護作用が起こったからだと考えられています。

熱によって形成された抵抗物質は、ヒートショックプロテイン(HSP)と呼ばれ、その仕組みの解明が現在の研究対象となっています。HSPのなかでも、細胞死を保護する作用のある「HSP70」が注目されています。なぜなら、HSP70を誘導する機能がプラセンタに見つかっており、HSP70を増やす効果が研究結果で出ているからです。HSP70には、腸炎で炎症を抑える役割があり、壊れた細胞の修復作業にも大きな力を発揮します。

アルツハイマー病

アルツハイマー
アルツハイマー病やパーキンソン病などの難病をまとめて、神経変性疾患と捉えています。神経変性疾患は、正常なたんぱく質が普通の状態とは違う形に折りたたまれること(ミスフィールド)によって発症。異常型のたんぱく質が蓄積、固まっていき、アルツハイマーが進行するといわれています。これまでの治療は、薬で進行を遅らせるというものでした。つまり、元に戻すことは出来ないとされていたのです。

しかし、体にとって害を及ぼす異物を排除すれば、生体防御機構が働くことがわかりました。プラセンタはこの異常型を正常なたんぱく質に修復、蓄積を阻害できると言われています。併せて、脳の酸化(老化)酵素の活性化を抑える成果も出ています。 まだはっきりとは解明されていませんが、HPSを使えばミスフィールドを元の形に戻せるかもしれないと博士は研究を続けています。これが解明されれば、神経変性疾患の治療は劇的に変化します。そうなれば、HSPの補助的役割があるプラセンタの研究も、欠かせないものとなるでしょう。

※このレポートはプラセンタの研究報告であり、製品の効果効能を謳っているものではありません。

感想

今回、初めて講演会に参加したので、私にプラセンタの研究がわかるのかなと不安でした。しかし、その不安はすぐに解消されました。なぜなら、団博士の説明が丁寧で理解しやすかったからです。団博士はプラセンタの研究について、さまざまな症例を盛り込みつつお話しして下さいました。そのおかげで、私はプラセンタの研究をイメージすることができましたし、抱えていた疑問も解消されました。また、最新の研究情報を聞いたことで、プラセンタの研究に可能性を感じられました。プラセンタの予備知識が少ない人でも安心して参加できる講演会なので、ぜひ多くの人に参加して頂きたいと思いました。

※アビストアが提供する情報・画像等を、権利者の許可なく複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

プラセンタとがんの関係について研究が進んでいます

プラセンタ講演会
美容業界で名前を聞くことの多い「プラセンタ」ですが、実は医療業界からも注目が集まっています。
新しい時代の医療の分野で、今後プラセンタの活躍が期待されています。

薬以外の選択肢を知ることで、自分らしい治療の実現に役立つ可能性があります。

プラセンタ講演会

一般社団法人 国際抗加齢免疫医学学会
理事長 団 克昭博士
プラセンタ講演会レポートバックナンバー

▼参加ご希望の方は、こちらより必ずご予約をお願いいたします。


団 克昭博士によるプラセンタ特別講演会
※ご参加の方全員に、無料サンプルをプレゼント中!
参加は無料です。しつこい勧誘なども一切ございませんので、お気軽にご参加ください。

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