「癌(がん)セルフチェック」「感染症がうつる仕組み」【団克昭プラセンタ研究レポート30】

がんチェック

団 克昭博士の講演会が東京で開催されました。講演会では、プラセンタの研究成果の発表に留まらず、癌(がん)への予防意識を高めるためにセルフチェックの時間も設けられていました。病気の予防やアンチエイジングに繋がる情報が盛りだくさんな講演会の内容を、レポートにしましたので、ぜひご覧ください。

テーマ『病気にならない体づくり~予防医学の重要性~』
一般社団法人国際毛髪抗加齢医学学会・一般社団法人国際抗加齢免疫医学学会
理事長 団 克昭 博士 特別講演会
受講場所:ホテルニューオオタニ
受講期間:平成28年12月5日(13:00から15:00)

癌(がん)セルフチェック

がんセルフチェック
前回に行った生活習慣病のセルフチェック表に続き、今回は癌(がん)に関するセルフチェック表を用意しました。癌(がん)の中でも、脳腫瘍、肺癌(がん)、咽頭癌(がん)、食道癌(がん)、胃癌(がん)、大腸癌(がん)、膀胱癌(がん)、肝臓・胆嚢・膵臓癌(がん)、白血病、性別癌(がん)(子宮癌(がん)・乳癌(がん)・前立腺癌(がん))のカテゴリーをチェックしていきます。それぞれの項目に「はい・いいえ」で回答し、自分がどの癌(がん)に注意するべきかを考えるきっかけにしてもらえればと思います。

1.脳腫瘍

Q1.起床時などに強くなる慢性的な頭痛がある。
あるいは頭痛とともに吐き気をもよおしたり、嘔吐してしまったりすることがある。
Q2.視力が低下し、視野が狭くなった。あるいは目の動きがおかしい。
Q3.耳鳴りがする。または難聴である。
Q4.顔面が歪み、麻痺や言葉が出にくくなる症状がある。
Q5.水分を欲しがり、多尿になったり痙攣が起こったりすることがある。

2.肺癌(がん)

Q1.長年、煙草を吸っている。
Q2.風邪などの病気ではないのに、咳や淡が1カ月以上続いている。
また、タンに血が混ざっている。
Q3.息切れや胸の痛みがある。
Q4.病気ではないのに、ダイエットすることなく体重が減っている。
Q5.熱っぽい、貧血気味、疲労感といった症状が続いている。
手の指が反り返っている。(バチ指)

3.咽頭癌(がん)

Q1.風邪や声の使い過ぎがないにもかかわらず、声がしわがれてきた。
Q2.喉に違和感がある。
Q3.風邪などの病気ではないのに、咳やタンが出る。また、血がタンに混ざっている。
Q4.呼吸が苦しい。息が臭い。
Q5.首の付け根のリンパ節が腫れている。

4.食道癌(がん)

Q1.食べ物や飲み物が飲み込みにくい。物がつかえる感じがする。
Q2.喉に異物があるような感じがする。酸っぱい物や辛い物を食べると喉がしみる。
Q3.固形物を飲み込めない状態である。以前より声が枯れたような感じがする。
Q4.胸や背中に痛みがある。吐き気がしたり吐いたりする。
Q5.手で触れられてわかるようなグリグリとしたしこりが首の付け根にある。体重が減っている。

5.胃癌(がん)

Q1. みぞおちの辺りに痛みがある 胃が張ったように感じる。
Q2. 胸やけや胃もたれ、吐き気がある。下痢や便秘がよく起こる。
Q3. 全身がだるい。食欲がなく体重が減少した。
Q4. 貧血があり、タール便(真っ黒な便)が出る。
Q5. 腹部にしこりがある、顔や手などが黄色くなっている。(黄疸)

6.大腸癌(がん)

Q1.便に血が混ざっていたり、排便の際に血の塊が出たりする。また、以前よりも便が細くなった。
Q2.やや黒ずんだ血便が出る。粘液が混ざっている。
Q3.下痢や便秘が繰り返し起こる。また、このような便通異常が一時的になくなることがある。
Q4.腹が張って便やガスが出にくい。激しい腹痛や吐き気がある。
Q5.排尿が上手くできなかったり、血尿、尿失禁が起きたりする。黄疸が出ている。

7.膀胱癌(がん)

Q1.排尿の際、痛みはないが尿に血液が混じる。
Q2.尿検査で尿潜血が陽性だった。
Q3.尿が出にくい。
Q4.尿が近くなっている(頻尿)、排尿のときに痛みがある。
Q5.抗生物質を飲んでも膀胱炎が治らず、膀胱炎症状が繰り返し起きる。

8.肝臓・胆嚢・膵臓癌(がん)

Q1.食欲がなく、全身がだるい。微熱が続いている。
Q2.腹に膨満感があり、便秘や下痢になりやすい。
Q3.黄疸があり、体にかゆみがある。あるいは、体重減少、白色便、腹痛などがある。
Q4.むくみがあったり皮下出血がみられたりする。こむら返りがある。
Q5.肝炎ウイルスに感染したことがある。

9.白血病

Q1.だるい、疲れやすい、食欲がないという状況が長く続いている。
Q2.息切れや動悸がある。
Q3.歯ブラシなどで歯茎が傷ついたり、重症な歯槽膿漏になったりしていないにもかかわらず、
歯茎から出血がある。皮膚や眼底からの出血がある。
Q4.皮膚に赤い斑点がある。首の付け根や、耳や脇の下などにあるリンパ節が腫れている。
喉に腫れや潰瘍がある。
Q5.高熱が出て寒気がする。または貧血である。

10.性別癌(がん)

●【女性】子宮癌(がん)・乳癌(がん)
Q1.生理のとき以外にも不正出血がある。尿に血液が混じったり、尿が出にくくなったりする。
Q2.悪臭を伴うおりものがある。おりものが増えた。匂いが強くなった。
Q3.腹痛がある。血便や下腹部の痛みがある。
Q4.乳房に違和感(くぼみ、しこり、ひきつり、むくみ、チクチクとした痛み、血液混じりの分泌液、皮膚が赤く腫れる、毛穴が目立つなど)がある。
Q5.脇の下や鎖骨上のリンパ節に違和感(しこり、むくみ、しびれ)がある。

●【男性】前立腺癌(がん)
Q1.尿が近くなり、夜間にトイレで起きることが増えた。
Q2.排尿しようとしても尿が出にくい。尿が細く勢いがないため、排尿に時間がかかる。
Q3.排尿のときに痛みがある。尿が何回も途切れたり、出なくなったりする。残尿感がある。
Q4.ビールやお酒を飲んだ後に、尿が出なくなったことがある。
Q5.歯が痛くなったり、足がむくんだりする。高熱や寒気、震えがある。

<セルフチェック結果>

上記のチェック項目だけで、癌(がん)の診断をできるわけではありませんが、こういったチェックシートを活用することで、癌(がん)に対する意識を高めることができると考えております。結果を踏まえて、今後の生活習慣の見直しにお役立てください。

●1~10の項目において
・5個のうち2個以上が該当した場合、その臓器について注意が必要です。
また、肝臓や膵臓は癌(がん)を見つけにくい箇所なので、特に注意が必要でしょう。

※これは予防医学の意識向上のために行っている啓蒙活動です。診断などではございませんので、予めご了承ください。

感染症がうつる仕組み

感染症がうつる仕組み
感染症がうつる仕組みには、空気感染や接触感染や飛沫感染などが挙げられますが、動物や昆虫から感染するケースもあります。では、人間にとって最も危険な生き物は何なのでしょうか? どの生き物が人間にとって危険なのかを考えるために次のデータを用意しました。人間に危害を与える生き物が一覧になっており、それぞれの生き物が1年間で何人の人間を死に追いやったのかを読み取ることができます。

例えば、サメが原因で命を落とした人は世界で10人いることが分かります。他にも、ライオンが原因とされる死亡者は100人にも上ります。さらに、死亡者の数値が3位である蛇が原因とされる死亡者は50000人。2位は人間で475000人。1位は蚊で725000人とされています。これは、蚊を媒介して人に感染した病気が原因で亡くなる人が非常に多いということを示しています。ウエストナイルウイルスやジカウイルスやテング熱なども、感染している人間の血液を吸った蚊からうつる病気です。

感染させるための病原菌は、「原虫」「カビ(真核生物)」「細菌(原核生物)」「ウイルス」に分けられます。原虫、カビ、細菌、ウイルスは非常に小さいものなので、電子顕微鏡などを使わなければ見ることはできません。人への感染方法はさまざまで、原虫は蚊を媒介にするほか経口感染などでうつります。カビと細菌は、自己増殖するという点でコントロールすることが難しいのが特徴ですが、ウイルスは単独では増えることができず細胞の中で感染して増殖を始めます。具体的にいえば、マラリアは原虫感染、カンジダはカビ感染、O157は細菌感染、インフルエンザや肝炎はウイルス感染に当たります。

しかし、感染方法が分かっていても、感染症に対する決定的な治療法はないといいます。原虫に対しては、抗原虫剤がないため直接的に撲滅することはできませんし、カビに対しても、最近になって抗真菌薬が少し開発されてきた程度です。細菌には、抗生物質で対応することができますが、すぐに耐性菌ができるため万全な状況とはいえません。また、ウイルスに対してはワクチンがあるものの、インフルエンザなど型によって効き目が一定ではないことが指摘されています。このように、感染症について世界の医療は追いついていないといえるでしょう。

感染症成立の三大要因は、「病原菌」「感染経路」「感受性宿主(宿主の免疫力)」が挙げられます。しかし、病原菌を排除したいからといって、無菌状態にすることはできませんし、感染経路を断つことも難しいとされています。空気感染や接触感染や飛沫感染に加え、生き物によってうつるケースがあるなど、感染経路は多岐に渡るため、感染症を防ぐのは非常に難しいのです。個人の免疫力が影響するため、小さいお子様や年配の人など抵抗力の低い人は特に注意が必要といわれています。

つまり、感染するかしないかの差は免疫力にあるといえるのです。免疫には、「自然免疫」と「獲得免疫」があり、過剰に免疫が働いてしまうと、正常な箇所にも攻撃をしすぎてしまうため、トータルとしてバランスよく免疫力が備わっていることが重要です。感染症の予防方法には、手洗い、歯磨き、うがい、飛沫エチケット、静養、加湿、換気、予防接種、バランスの良い食事、過度な薬依存に注意する、喫煙しない、雑踏を避ける、などが挙げられます。感染症を予防するためには、こういった地道なことを積み重ねるしかないのが現状で、自己防衛力や免疫力を上げて強い人になることが重要なのです。

予防医学

予防医学
プラセンタとは「胎盤」という臓器のことです。受精卵が着床後に、胎盤と胎児に細胞分裂してできます。また、胎盤と胎児を繋ぐへその緒と呼ばれるものが「臍帯」です。プラセンタには、タンパク質やアミノ酸、ビタミン、ミネラル類、各種の酵素など人間を構成するほとんどの成分を含んでいます。

団博士は、「予防医学」をテーマに研究を進めています。その中で、三大疾病(癌(がん)・心筋梗塞・脳卒中)、高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満などの重篤な危険因子、毛髪や肌に対し、プラセンタが何らかの効果を及ぼすと確認されました。なぜ、プラセンタはこれほどまで幅広い効果をもたらすのでしょうか。それは、プラセンタが長寿遺伝子、長寿ホルモン、腸管免疫、ストレス応答に作用するからといわれています。

血管内皮細胞

三大疾病(癌(がん)・心筋梗塞・脳卒中)のうち、心筋梗塞と脳卒中は原因が共通しており、両方とも動脈硬化の影響を受けています。その中で、どういった人が心臓病を発症するのか、血糖値、血圧、喫煙、心電図の項目に絞り検討した結果、以下のようなことが分かりました。

・血糖値が異常な人は、正常な人に比べて発症率が高い。
・血圧が高い人は、正常な人に比べて発症率が高い。
・喫煙する人は、しない人に比べて発症率が高い。
・心電図で左室肥大(心臓が圧力に負けて膨らんでしまう状態)の人は、発症率が高い。

高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙などの危険因子が重なると、血管内皮細胞が障害を受けて動脈硬化に繋がると考えられています。特にコレステロール値が高くなると発症率が一層高まりますので、高脂血症には注意が必要です。

血管は、高脂血症で悪玉コレステロール(LDL)がたくさん流れる状態が続くと、性質が変わってきて、物が通過しやすくなります。すると、さらにLDLが流れ込み、酸化LDLになると、身体が異物と判断して免疫反応を起こします。異物はマクロファージが掃除してくれるのですが、どんどん入ってくるため、掃除しきれず、悪い細胞になってしまいます。それが、血管の壁を持ち上げたり、壁を破ったりするのです。マクロファージには寿命があり、役目を終えると掃除ができません。そのため、コレステロールの塊(プラーク)が溜まっていきます。その結果、プラークが破れて出血し、血の塊で血管が塞がれてしまうのです。血栓にならない場合でも、血小板が穴を塞ごうとしてかさぶたのようなものを作りますが、その効果は一時的なものに過ぎないため、また穴が開いてしまうという現象が起きます。プラセンタが酸化反応を抑えることは分かっていますが、今後はマクロファージへの分化誘導について、より深い研究をする必要があると考えています。

動脈硬化の原因である、脂質異常症、高血圧、糖尿病、喫煙に「肥満」が新たに加わり、対策として予防することがますます大切になりました。対処方法には、食事療法、運動療法、薬物療法があります

●食事療法

・過食を防ぎ、標準体重を維持する。
・肉や乳製品の過剰摂取を控え、魚を摂取するようにする。
・野菜、果物、海藻類の摂取を増やす。
・食塩を多く含む食品を控える。

●運動療法

・じんわり汗をかくような運動をする。
・1週間に2~4日、1日30分以上のウォーキング程度を目安にする。

●薬物療法

・上記の食事療法や運動療法に取り組んでも成果が出ない場合に、薬物療法を取り入れる。

また、血管の内皮細胞からは、良い物質が流れていると分かっています。血管弛緩因子・一酸化窒素(NO)が内皮細胞から分泌されており、これが分泌されると血管の柔軟性が増すといわれています。NOは、血管の収縮拡張をコントロールしており、血管の老化に関わるとされているのです。さらに、血管内皮のバリアの役割を果たし、血栓になるのを防ぐため、NOをたくさん分泌される状況を作れば、血管の病気を防げるのでは? と考えられています。そのためには、40度くらいのお風呂につかるなどの「温熱効果」、「ポリフェノール」や「魚の脂肪酸」の摂取などが効果的とされています。現在、NOとプラセンタの関わりについても研究を進めている段階です。

血糖値スパイク

最近話題になっている「血糖値スパイク」をご存じでしょうか? 血糖値スパイクとは、健康診断で測定される血糖値(空腹時血糖)は正常値であっても、食事後には正常値である140を超えてしまう現象のことをいいます。血糖値スパイクは、糖尿病の予備軍であるという前に、血糖値スパイクそのものが病気のひとつであると注目されています。簡単に血糖値を測定できる装置が開発されたことで、血糖値スパイクの問題が浮き彫りになってきたといいます。開発された装置を活用すれば、連続的に自分の血糖値を把握することができて非常に便利です。しかし、装置を付けたまま生活するのに抵抗があるという人もいるでしょう。そこで、血糖値スパイクの症状等を確認して、自分が該当するかを意識することから始めようと思います。

●症状

・食べた後に眠くなったり、だるくなったりする。
・イライラすることが多い。
・食べてもすぐに空腹感を覚える。
・集中力が欠如する。
・判断力が落ちている。

●疾患(血糖値スパイクが引き金になりうる病気)

・脳梗塞
・心筋梗塞
・癌(がん)
・認知症
・糖尿病

食事をすると、糖分などが血管で吸収されて肝臓に運ばれ、血糖値が上昇します。すると、血液中の糖分が増えたことに反応した膵臓が、インスリンを分泌して血糖値を下げようとします。体の中で血糖値を下げる能力を持つのはインスリンしかありません。私たちの体は、インスリンが働くことで、血糖値の上昇・低下を繰り返しているのです。しかし、血糖値の上昇・低下が頻繁に行われたり、急激に血糖値が上昇したりするのは問題といえます。血糖値が急上昇すると眠気が訪れます。さらに、血糖値の上昇を抑えようとインスリンを慌てて分泌するため、血糖値を急激に下げることになります。インスリンの効果で血糖値を正常値以下にできますが、低血糖になり集中力の低下に繋がってしまうケースもあるのです。

人間の体は血糖値が上がると眠くなるようにできています。血糖値が上がると、オレキシン作動ニューロンが切れて眠くなり、血糖値が下がると覚醒するという仕組みです。しかし、刺激の激しさが問題です。血糖値が上がると満腹中枢の刺激を受けて、血糖値が下がると摂食中枢の刺激を受けるという仕組みですが、血糖値スパイクになると血糖値の上下が激しいので、食欲を抑えることが難しくなります。そのため、食事の量や頻度が増えてしまうのです。また、急激な血糖値の低下が影響し、食事後にもかかわらず空腹感を覚えてしまいます。その結果、食事をしてもまた食べたくなります。さらに、急激に血糖値が低下するときに、体内では脂肪の蓄積が起こっているといいます。これが、さまざまな病気の引き金になってしまう恐れがあるといわれる理由です。

●予防と対策

・糖分の多い食事を避ける。
 いきなりスイーツから食べ始めない。
・「グリセミック指数(GI値)」の低い食生活を心がける。
・食物繊維を先に食べる(ベジファースト)。
 例えば、食事の際に「野菜→肉(魚)→ご飯」の順で食べる
・ゆっくり食べて、何回も咀嚼する。
・食後、1時間の運動をする。

●低グリセミック指数食品

グリセミック指数(GI値)が高い食品は、急激な血糖値の上昇を招きやすいとされています。一方、「低グリセミック指数食品」は、血糖値の急激な上昇・低下を防ぐといいます。以下にハーバード大学がまとめた低グリセミック指数食品の一部をご紹介しますので、参考にしていただければと思います。

・55以下:玄米、牛乳、穀物、フルーツ、豆類、野菜など
・56~69:コカ・コーラなどの甘い食品、パスタ、白糖など
・70以上:じゃがいも、サツマイモ、食パン、白米など

血糖値スパイクを予防するには、食べる順番を工夫するなどして、血糖値をゆっくり上げることが大切です。また、上昇だけでなく低下にも注意が必要です。急激に血糖値が下がると低血糖になり、重度化するとは意識を失う人もいます。健康診断のときに測定する空腹時血糖値だけではなく、食事後の血糖値をコントロールする必要があります。今後、プラセンタも血糖値の分野で活用できればと考えています。

癌(がん)とプラセンタ

プラセンタで温活
主要死亡別にみた死亡率の年次推移によると、死亡率が圧倒的に高いのが悪性新生物(癌(がん))です。これは、多くの人が三大疾病や癌(がん)で命を落としているという証です。しかし、癌(がん)が発症する要因は、3割が先天的要因で7割が後天的要因ですから、努力次第で予防できるとされています。癌(がん)が好む環境は生活習慣病にあります。例えば、低体温、低酸素、高血糖、高脂肪、高Na(塩分の過剰摂取)、酸性、酸化、老廃物、血液がドロドロ、不潔などが挙げられます。怠惰な生活を送ると、悪い遺伝子の影響が発現してしまうため、癌(がん)を抑制するような遺伝子を活性化させる必要があります。遺伝子は努力次第で活性化させることができることを念頭に置き、遺伝子のせいにするのではなく、自分で規則正しい生活を心がけましょう。

癌(がん)は5mm以上の大きさでないと画像診断で見つけることができないにもかかわらず、最近では0.1mmでも転移の可能性があるといわれるようになりました。これは、かなり早期に見つかっても進行癌(がん)(転移している可能性がある癌(がん))になっている可能性があるということです。癌(がん)の治療は、癌(がん)になってからでは遅いため、癌(がん)にならないように予防しなければなりません。

●肝臓癌(がん)

肝臓癌(がん)は化学療法(抗がん剤など)が効きにくいとされています。また、抗がん剤などを多剤併用(薬を併用する)すると、副作用も強く出てしまいます。しかし、抗がん剤が効きにくい癌(がん)でも、プラセンタで治癒を加えれば、副作用が出ずに、癌(がん)の進行を止めることが証明されています。

●胃癌(がん)、胃潰瘍

胃がんの前段階にいる胃潰瘍のマウスに、プラセンタを投与するとそのマウスが全治したという結果が出ました。さらに、プラセンタは転移後のがんにも効果あります。転移に効く抗がん剤がなかったため、プラセンタが免疫療法の効果を高めるのではないかと期待されています。

●乳癌(がん)

免疫が作用されていない「ヌードマウス」に、ヒトの乳癌(がん)細胞を移植。そのマウスにプラセンタを投与するという実験が行われました。すると、プラセンタを投与しない場合より、投与した場合の方が、約5分の1も乳癌(がん)が縮小したのです。さらに、団博士の研究とは違った切り口として、顕微鏡で細胞を見ると正常かどうかを識別できる資格を持つ臨床検査技師に、発現抑制効果を測定してもらいました。そのとき用いた腫瘍マーカーHer2には、数字が大きくなると癌(がん)が進行・悪化しているというスコアリングがあります。その腫瘍マーカーHer2で癌(がん)の発現抑制効果を判定するため、癌(がん)の部分を切り取りスライドに置き測定しました。その結果、治療しない場合は末期癌(がん)といわれる2.6でしたが、プラセンタを治療に加えると早期発見癌(がん)といわれる1.1という数値がでました。

●白血病

血液系の癌(がん)である白血病に対して、プラセンタをマウスに投与する実験を行いました。白血病を治療しないままにしておくと、生存率は28日目で15%。しかし、同じ癌(がん)細胞を植えた後でプラセンタを投与すると、58%まで延びるという結果がでました。この実験で、プラセンタによる延命効果が証明されたのです。
今までは病気になってから後投与する実験を行っていましたが、予防医学の観点から病気になる前に投与する実験も行いました。その結果、プラセンタを2週間与えたマウスに白血病を植え付けると、マウスは拒絶反応を示し生存率は75%まで伸びました。前もってプラセンタを与えることで、後投与よりも高い抵抗性を示したのです。このことから、プラセンタには延命・予防効果があると考えることができます。
さらに、プラセンタを2週間投与してから癌(がん)細胞を植えつけ、さらにその後も継続してプラセンタを投与すると、85%以上という高い生存率がでました。予防をせずに癌(がん)細胞を植え付けた後にプラセンタを投与した場合に比べ、予防の段階からプラセンタを投与する方が癌(がん)への拒絶する力がより一層高まると実証されたのです。

●肺癌(がん)

肺癌(がん)の転移についてもプラセンタの効果が証明されました。転移に効く抗がん剤がない中、治療しないと約200個も転移する肺癌(がん)を、プラセンタを投与することで半分以下に抑えることができたため、優秀な結果であると評価されました。プラセンタは再発・転移癌(がん)にも効果があると認められたのです。これは、病気が進行しないようにする「三次予防」に当たるといわれています。

腫瘍幹細胞

なぜプラセンタが癌(がん)の再発・転移防止に効果があるのか? その鍵といわれているのが、癌(がん)にもあるとされる幹細胞です。癌(がん)細胞には親子関係のようなものがあり、幹細胞は癌(がん)細胞の親にあたります。子どもたちには新しい腫瘍を作る能力がないのですが、親とされる幹細胞には新しく癌(がん)細胞を作る能力があります。そのため、幹細胞を残したままだと、新しい腫瘍を作ってしまいます。また、癌(がん)細胞はニッチという細胞と結びつき再発・転移することもわかっていますが、プラセンタは幹細胞とニッチが結びつかないように作用します。

血管新生抑制

癌(がん)細胞は栄養を求めるため、血管新生因子を出して血管を作るように促します。すると血管の内皮細胞が癌(がん)に向かって伸び始め、最終的に血管は癌(がん)に繋がってしまうのです。このように、既存の血管から新しい血管が生じる現象を「血管新生」といいます。血管新生が起こると、体内の酸素や栄養素を癌(がん)に集めてしまいます。結果、癌(がん)が大きくなったり、転移したりしてしまうのです。しかし、プラセンタのある成分を用いることで異常な血管新生を抑制できることがわかりました。癌(がん)に対する血管新生を抑制することで、癌(がん)治療に役立てることができるのです。

癌(がん)免疫

一度癌(がん)になると二度と同じ癌(がん)にならないということがマウスの実験で証明されています。実験用マウスに癌(がん)細胞を埋め込み、大きくなった腫瘍を外科手術で取り除くと、マウスは助かるのですが、この癌(がん)細胞を別のマウスに埋め込むと癌(がん)になり死んでしまいます。しかし、一度治ってしまったマウスに、再び同じ癌(がん)細胞を埋めても、同じ癌(がん)には二度とかかりません。あらかじめ癌(がん)抗原をワクチンとして打てば癌(がん)にならずに済むのではないか? これが癌(がん)免疫という学問の始まりです。

癌(がん)化した細胞には癌(がん)抗原があり、癌(がん)抗原を投与すると免疫反応を起こし拒絶します。そして、癌(がん)の目印が提示され、キラーT細胞が癌(がん)細胞を攻撃します。癌(がん)抗原を投与して治療した場合、活性化されたキラーT細胞が、癌(がん)細胞を攻撃しますが、癌(がん)細胞だけでなく、正常な細胞まで攻撃するため、副作用がでてしまいます。一方、プラセンタは、癌(がん)細胞にだけ特化して攻撃ができるので、副作用なしで治療を行うことができます。

実験で、プラセンタを2週間マウスに与えてみると細胞表面に抗原が多く現れて、キラーT細胞が癌(がん)細胞を攻撃しやすくなりました。これは、プラセンタによって抗原提示能力が高まったためだといえます。さらに、抗原提示能力が癌(がん)の縮小に繋がるのかを示すため、マウスの背中(左右2箇所)に癌(がん)細胞を埋め込む実験も行いました。2箇所の内左側にだけプラセンタを投与すると、最初に投与した左側が縮小され、次に投与しなかった右側の癌(がん)細胞も縮小されました。これは抗原提示能力が高まったために、キラーT細胞が癌(がん)細胞を見つけて攻撃したことを示しています。

樹状細胞ワクチン療法

正常なマウスから血液を採取し、そこにある樹状細胞をシャーレで培養し、断片化プラセンタを与える実験です。試験管でプラセンタを取り込ませた樹状細胞がさまざまな目印をかざしている状態でマウスに戻し、癌(がん)を植え付ける実験を行いました。そうすると、癌(がん)を拒絶することができました。癌(がん)を植えているにも関わらず、癌(がん)を寄せつけることがなく、予防接種のような役割がみられたのです。しかもこの実験では、1種類だけでなく、2種類目の癌(がん)にまで予防効果があることがわかりました。今後、癌(がん)やそのほかの病気を予防する効果が期待されています。

発癌(がん)耐性を誘導するには、癌(がん)細胞自らが死ぬ(アポトーシス)ことを促す、細胞増殖性を低下させる、細胞老化を改善する、遺伝子エラーを修復する、ストレス応答などの抵抗力を高める、癌(がん)に対する炎症反応を起こさないように抑える、遺伝子レベルでは説明がつかない要因(DNAエピジェネティクス)を考える、などのファクターがあります。

また、癌(がん)とエクソソームが関係していることも明らかになりつつあり、研究は日々進歩しています。団博士は、癌(がん)になる前から予防していくことこそが大切と考え、癌(がん)の撲滅に繋がる研究を進めていきます。

団克昭博士プラセンタ特別講演会を受講して

今回の講演会では、プラセンタの研究成果を聞くだけでなく、癌(がん)に関するセルフチェックも行うことができました。その結果、自分がどの臓器に注意するべきなのかを考えることができました。癌(がん)は、進行が早い病気であるため、きちんと予防することが大切なのだと改めて感じました。今回も初めて参加された方が大勢いらっしゃいましたので、まだ団博士の講演を聞いたことのない方も気軽に参加してみてください。

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プラセンタとがんの関係について研究が進んでいます

プラセンタ講演会
美容業界で名前を聞くことの多い「プラセンタ」ですが、実は医療業界からも注目が集まっています。
新しい時代の医療の分野で、今後プラセンタの活躍が期待されています。

薬以外の選択肢を知ることで、自分らしい治療の実現に役立つ可能性があります。

プラセンタ講演会

一般社団法人 国際抗加齢免疫医学学会
理事長 団 克昭博士
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