遺伝子だけでは説明がつかない「エピジェネティクス」【団克昭プラセンタ研究レポート28】

エピジェネティクス

テーマ『病気にならない体づくり~予防医学の重要性~』

一般社団法人国際毛髪抗加齢医学学会・一般社団法人国際抗加齢免疫医学学会
理事長 団 克昭 博士 特別講演会
受講場所:ホテルニューオオタニ
受講期間:平成28年10月4日(13:00から15:00)

ノーベル賞を受賞したオートファジーの研究とは?

噛む
大隅良典先生がノーベル医学・生理学賞を受賞したとして話題の「オートファジー(Autophagy)」についてご紹介します。オートファジーは、団博士の講演会でも取り上げてきたテーマのひとつで、自分自身を意味する「Auto」と、食べることを意味する「phagy」で構成された造語です。簡潔にいえば、自給自足ということを指します。

オートファジーは、細胞が飢餓状態に陥ったときに、細胞自身の蛋白質を栄養源にして生きながらえようとする能力を持ちます。そして、「オートファゴソーム」が生成され、細胞の中にある処理するべき古くなった蛋白質をくるみこむという現象が起こります。

また、細胞の中にはリソソームという分解酵素が入っており、オートファジー、オートファゴソームと融合し、酵素を吐き出し分解処理をしてくれます。生命を維持したり、細胞分裂をしたりするときにオートファジーの活性化は必須で、オートファジーはさまざまな疾患に関わっています。

遺伝子とエピジェネティクス

双子
一卵性双生児は、ふたつに分かれた受精卵から生まれてくるためDNA(遺伝子)が同じです。たとえ能力に差があるように見える双子でも、同じ遺伝子が備わっていると考えることができます。そのため、現在は能力に差があったとしても、何かのきっかけで眠っていた遺伝子が目覚めたり、潜在的な能力が覚醒したりする可能性は大いにあるのです。

しかし、DNAが同じにもかかわらず、生活習慣によって見た目年齢や健康状態が異なってくるといいます。その原因はさまざまですが、喫煙や紫外線などが影響しているというデータが出ており、科学的にも証明されています。健康状態の原因は、遺伝的要因が3割、後天的要因が7割とされており、生き様次第で人生は変わってくるのです。このように、遺伝子だけでは説明がつかないことを「エピジェネティクス」といいます。

努力次第で能力は開花する

人間の体には、遺伝子から命令が発され、酵素が作られて働くという流れがあります。しかし、遺伝子が同じでもまったく同じ人間にはなりません。努力次第で良い遺伝子が発現し、怠けていると良い遺伝子は蓋でふさがれて悪い遺伝子が発現します。遺伝子分析の研究が進み、天才と凡人の遺伝子は0.1%しか違わないとさえいわれるようになりました。

人間の中には30億もの遺伝子がありますが、遺伝子として働いているのは21787個しかありません。また、人間の遺伝子数とウニの遺伝子数は、ほぼ同じ数で、遺伝子の70%がヒトと共通しているということがわかっています。このことからも、遺伝子だけでは人間の体の説明がつかないといえるのではないでしょうか。そのため、何もかもを遺伝子のせいにするのではなく、努力を怠らないことが重要なのです。子育てにおいても、子ども自身が努力したくなるような環境を作ることが大切でしょう。

エピジェネティクスの具体例

細胞の核の中にある遺伝子は、ヒストンという蛋白質が糸巻きのように繋がっています。この紐がほどけてコピーを作るメッセンジャーアールエヌエー(m-RNA)を作り、蛋白質に読み込まれていきます。しかし、紐がほどけないと遺伝子が発現しないため、遺伝子を持っていても能力を発揮できません。紐がほどけるか否かは、周囲の環境によっても変化するとされているので、遺伝子の状態を見ればさまざまな疾患の予測や判定ができるのではないかと期待されています。

たとえば、DNAのメチル化や脱メチル化という化学反応は、発生箇所と疾患に関連性があるといわれています。また、アセチル化や脱アセチル化の場合も、発生箇所と疾患の関連性がわかりつつあり、科学的にも明らかになってきました。この研究が進めば予防医学に応用できるとされ、研究が続けられています。

エモリー大学では、マウスに電気ショックを与える行為とチェリーの臭いを嗅がせる行為を同時に行う実験をしました。マウスにチェリーの臭いがしたら、ビリビリとした電気の感覚を受けることを学習させるのです。その結果、そのマウスから生まれてきた子どもたちも、チェリーの臭いだけで恐怖心を抱くことが分かりました。これは、チェリーの臭いと電気ショックの関連性が遺伝子に刷り込まれていたということです。この実験を通して、祖先の後天的な性質も遺伝子と一緒に伝わることが明らかになりました。これは遺伝子の配列だけでは説明できないことのひとつです。

そのほかにも、エネルギー倹約遺伝子というものがあります。通常の妊婦のもとで豊かな栄養のある環境で育った胎児と、スリムな体型で低栄養の環境で育った胎児を比べたところ、生まれてくる子どもに差がでたのです。低栄養の環境で育った胎児は、少ない栄養でも育つような燃費の良い体を持って生まれてくるため、生まれてから栄養を与えると太りやすいという結果がでました。

癌(がん)の陰に隠れないで

がん
著名な人たちの中にも癌(がん)と戦っている人が多数存在していることをご存じでしょうか? 実際にメディアでも大きく取り上げられ、世間の関心が高まってきています。

日本の死亡率の年次推移を見ても、悪性新生物が第1位というのが現実です。主な死因別死亡数の割合においても、癌(がん)が1位、そして、心疾患、肺炎、脳疾患と続きます。今や、日本人の2人に1人が癌(がん)になり、3人に1人は癌(がん)で死ぬといわれる時代です。これは非常に大きな問題で、これまでの癌(がん)治療は正しかったのかという議論が繰り返されています。

癌(がん)の原因は、後天的要因が70%とされています。つまり、努力次第で防げるということです。ただし、その原因はさまざまなので、全てを遮断していくのは難しいことでしょう。それでも、少しずつ原因を取り除けばリスク軽減に向かうはずです。小さな積み重ねを大切にすることが、癌(がん)の予防に繋がるでしょう。

薬剤耐性(Anitimicrobal Resistance)は、抵抗性を持ったために薬が効かなくなってくることを指す言葉です。この現象は、先進国に多く見られます。なぜなら、医療が充実しているため、薬をたくさん飲む機会があるからです。飲み続けることで、その薬が効かなくなってくるのです。また、抗癌(がん)剤には副作用があり、癌(がん)細胞に対してだけでなく正常な細胞にも攻撃をしているとされています。薬には効果と副作用があるので、メリットとデメリットを理解したうえで服用しなければなりません。

よくない生活習慣、喫煙はどの癌(がん)においても悪い影響をもたらし、過度の飲酒も肝臓癌(がん)や大腸癌(がん)のリスクを高めるといいます。また、感染などによって癌(がん)のリスクが高まることもあります。一方、適度な運動は良い影響をもたらします。食生活の面では、野菜を食べると胃癌(がん)や食道癌(がん)のリスクを軽減することができ、加工肉はリスクを高めるなども明らかになっているので、食事の際に配慮することで癌(がん)を予防できると考えられています。アメリカのNCI(国立癌(がん)研究所)が発表している「デザイナーフーズ・ピラミッド」(癌(がん)予防の可能性がある食品を紹介している表)もありますので、食生活を見直す参考にしてみてください。

上記のリスクファクター以外にも、ストレスを溜めない、ホルモンバランスを整える、低体温に気をつけるなどの要因があります。生活習慣に気をつけるだけでさまざまなリスクが軽減に繋がるため、癌(がん)を予防するためにも生活習慣の見直しが大切なのです。

予防医学

予防医学
プラセンタとは「胎盤」という臓器のことです。受精卵が着床後に、胎盤と胎児に細胞分裂してできます。また、胎盤と胎児を繋ぐへその緒と呼ばれるものが「臍帯」です。プラセンタには、タンパク質やアミノ酸、ビタミン、ミネラル類、各種の酵素など人間を構成するほとんどの成分を含んでいます。

団博士は、「予防医学」をテーマに研究を進めています。その中で、三大疾病(癌(がん)・心筋梗塞・脳卒中)、高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満などの重篤な危険因子、毛髪や肌に対し、プラセンタが何らかの効果を及ぼすと確認されました。なぜ、プラセンタはこれほどまで幅広い効果をもたらすのでしょうか。

血管内皮細胞

三大疾病(癌(がん)・心筋梗塞・脳卒中)のうち、心筋梗塞と脳卒中は原因が共通しており、両方とも動脈硬化の影響を受けています。高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙などの危険因子が重なっていくと、血管内皮細胞が障害を受けて動脈硬化に繋がるのです。プラセンタが、血管の壁にどのような影響を与えるのかも研究しています。血管は、高脂血症で悪玉コレステロール(LDL)がたくさん流れる状態が続くと、性質が変わってきて、物が通過しやすくなります。すると、さらにLDLが流れ込み、酸化LDLになると、身体が異物と判断して免疫反応を起こします。マクロファージが異物を掃除してくれるのですが、どんどん入ってくるため、掃除しきれず、悪い細胞になってしまいます。それが、血管の壁を持ち上げたり、壁を破って血流に乗って流れたりしてしまいます。プラセンタが酸化反応を抑えることは分かっていますが、今後はマクロファージへの分化誘導について、より深い研究をする必要があると考えています。

また、血管の内皮細胞からは、良い物質が流れていると分かっています。血管弛緩因子・一酸化窒素(NO)が内皮細胞から分泌されており、これが分泌されると血管の柔軟性が増すといわれています。NOは、血管の収縮拡張をコントロールしており、血管の老化に関わるとされているのです。さらに、血管内皮のバリアの役割を果たし、血栓になるのを防ぐため、NOをたくさん分泌される状況を作れば、血管の病気を防げるのでは? と考えられています。そのためには、40度くらいのお風呂につかるなどの「温熱効果」、「ポリフェノール」や「魚の脂肪酸」の摂取などが効果的とされています。現在、NOとプラセンタの関わりについても研究を進めている段階です。

糖尿病

現在、糖尿病とアルツハイマーの関係性にも注目されています。そこで、正常な人、軽度のアルツハイマーの人、重度のアルツハイマーの人とで、髄液中インスリンと血中のインスリンの数値を比較する実験を行ないました。すると、アルツハイマーが重度になればなるほど髄液の中のインスリンが下がり、血中のインスリンが上がるという結果が出ました。血糖値が高い人ほど、アルツハイマーの発症率が高いという結果も出ており、糖尿病からアルツハイマーになるということは、医療の世界では実証済みです。今後、糖尿病が原因のアルツハイマーの発症を抑えることが大切になるでしょう。

癌(がん)とプラセンタ

予防医学
癌(がん)は5mm以上の大きさでないと画像診断で見つけることができないにも関わらず、最近では0.1mmでも転移の可能性があるといわれるようになりました。これは、かなり早期に見つかっても進行癌(がん)(転移している可能性がある癌(がん))になっている可能性があるということです。癌(がん)の治療は、癌(がん)になってからでは遅いため、癌(がん)にならないように予防しなければなりません。

癌(がん)化した細胞は増殖のスピードが速く、ブドウ糖を多く含んでいるといわれています。その特徴を活かした検査がPET検査です。PET検査では、ブドウ糖が体のどの部分に集まるのかを調べることで、癌(がん)かどうかを識別します。しかし、技術的に進歩しているPET検査でさえ見つけにくい癌(がん)があり、膀胱や胃や肝臓など水分を多く含んでいる臓器の癌(がん)は見つけにくいとされています。そのため、PET検査だけでは足りないと考えられており、CT検査と組み合わせることで精度を高めているのです。ただ、それでも5mm以上のサイズでないと癌(がん)を見つけられないのが現実であり、癌(がん)を予防することが大切なことに変わりありません。癌(がん)の治療で使う抗癌(がん)剤も、腸内の善玉菌を殺してしまう恐れがあります。こういった点からも癌(がん)を防ぐという考え方は重要です。

●肝臓癌(がん)

肝臓癌(がん)は化学療法(抗がん剤など)が効きにくいとされています。また、抗がん剤などを多剤併用(薬を複数併用)すると、副作用も強く出てしまいます。しかし、抗がん剤が効きにくい癌(がん)でも、プラセンタで治癒を加えれば、副作用が出ずに、癌(がん)の進行を止めることが証明されています。

●胃癌(がん)・胃潰瘍

胃がんの前段階にいる胃潰瘍のマウスに、プラセンタを投与するとそのマウスが全治したという結果が出ました。さらに、プラセンタは転移後のがんにも効果あります。転移に効く抗がん剤がなかったため、プラセンタが免疫療法の効果を高めるのではないかと期待されています。

●乳癌(がん)

免疫が作用されていない「ヌードマウス」に、ヒトの乳癌(がん)細胞を移植。そのマウスにプラセンタを投与するという実験が行われました。すると、プラセンタを投与しない場合より、投与した場合の方が、約5分の1も乳癌(がん)が縮小したのです。
さらに、団博士の研究とは違った切り口として、顕微鏡で細胞を見ると正常かどうかを識別できる資格を持つ臨床検査技師に、発現抑制効果を測定してもらいました。そのとき用いた腫瘍マーカーHer2には、数字が大きくなると癌(がん)が進行・悪化しているというスコアリングがあります。その腫瘍マーカーHer2で癌(がん)の発現抑制効果を判定するため、癌(がん)の部分を切り取りスライドに置き測定しました。その結果、治療しない場合は末期癌(がん)といわれる2.6でしたが、プラセンタを治療に加えると早期発見癌(がん)といわれる1.1という数値がでました。

●白血病

血液系の癌(がん)である白血病に対して、プラセンタをマウスに投与する実験を行いました。白血病を治療しないままにしておくと、生存率は28日目で15%。しかし、同じ癌(がん)細胞を植えた後でプラセンタを投与すると、58%まで延びるという結果がでました。この実験で、プラセンタによる延命効果が証明されたのです。
今までは病気になってから後投与する実験を行っていましたが、予防医学の観点から病気になる前に投与する実験も行いました。その結果、プラセンタを2週間与えたマウスに白血病を植え付けると、マウスは拒絶反応を示し生存率は75%まで伸びました。前もってプラセンタを与えることで、後投与よりも高い抵抗性を示したのです。このことから、プラセンタには延命・予防効果があると考えることができます。
さらに、プラセンタを2週間投与してから癌(がん)細胞を植えつけ、さらにその後も継続してプラセンタを投与すると、85%以上という高い生存率がでました。予防をせずに癌(がん)細胞を植え付けた後にプラセンタを投与した場合に比べ、予防の段階からプラセンタを投与する方が癌(がん)への拒絶する力がより一層高まると実証されたのです。

●肺癌(がん)

肺癌(がん)の転移についてもプラセンタの効果が証明されました。転移に効く抗がん剤がない中、治療しないと約200個も転移する肺癌(がん)を、プラセンタを投与することで半分以下に抑えることができたため、優秀な結果であると評価されました。プラセンタは再発・転移癌(がん)にも効果があると認められたのです。これは、病気が進行しないようにする「三次予防」に当たるといわれています。

腫瘍幹細胞

なぜプラセンタが癌(がん)の再発・転移防止に効果があるのか? その鍵といわれているのが、癌(がん)にもあるとされる幹細胞です。癌(がん)細胞には親子関係のようなものがあり、幹細胞は癌(がん)細胞の親にあたります。子どもたちには新しい腫瘍を作る能力がないのですが、親とされる幹細胞には新しく癌(がん)細胞を作る能力があります。そのため、幹細胞を残したままだと、新しい腫瘍を作ってしまいます。また、癌(がん)細胞はニッチという細胞と結びつき再発・転移することもわかっていますが、プラセンタは幹細胞とニッチが結びつかないように作用します。

血管新生抑制

癌(がん)細胞は栄養を求めるため、血管新生因子を出して血管を作るように促します。すると血管の内皮細胞が癌(がん)に向かって伸び始め、最終的に血管は癌(がん)に繋がってしまうのです。このように、既存の血管から新しい血管が生じる現象を「血管新生」といいます。血管新生が起こると、体内の酸素や栄養素を癌(がん)に集めてしまいます。結果、癌(がん)が大きくなったり、転移したりしてしまうのです。しかし、プラセンタのある成分を用いることで異常な血管新生を抑制できることがわかりました。癌(がん)に対する血管新生を抑制することで、癌(がん)治療に役立てることができるのです。

癌(がん)免疫

一度癌(がん)になると二度と同じ癌(がん)にならないということがマウスの実験で証明されています。実験用マウスに癌(がん)細胞を埋め込み、大きくなった腫瘍を外科手術で取り除くと、マウスは助かるのですが、この癌(がん)細胞を別のマウスに埋め込むと癌(がん)になり死んでしまいます。しかし、一度治ってしまったマウスに、再び同じ癌(がん)細胞を埋めても、同じ癌(がん)には二度とかかりません。あらかじめ癌(がん)抗原をワクチンとして打てば癌(がん)にならずに済むのではないか? これが癌(がん)免疫という学問の始まりです。

癌(がん)化した細胞には癌(がん)抗原があり、癌(がん)抗原を投与すると免疫反応を起こし拒絶します。そして、癌(がん)の目印が提示され、キラーT細胞が癌(がん)細胞を攻撃します。癌(がん)抗原を投与して治療した場合、活性化されたキラーT細胞が、癌(がん)細胞を攻撃しますが、癌(がん)細胞だけでなく、正常な細胞まで攻撃するため、副作用がでてしまいます。一方、プラセンタは、癌(がん)細胞にだけ特化して攻撃ができるので、副作用なしで治療を行うことができます。

実験で、プラセンタを2週間マウスに与えてみると細胞表面に抗原が多く現れて、キラーT細胞が癌(がん)細胞を攻撃しやすくなりました。これは、プラセンタによって抗原提示能力が高まったためだといえます。さらに、抗原提示能力が癌(がん)の縮小に繋がるのかを示すため、マウスの背中(左右2箇所)に癌(がん)細胞を埋め込む実験も行いました。2箇所の内左側にだけプラセンタを投与すると、最初に投与した左側が縮小され、次に投与しなかった右側の癌(がん)細胞も縮小されました。これは抗原提示能力が高まったために、キラーT細胞が癌(がん)細胞を見つけて攻撃したことを示しています。

樹状細胞ワクチン療法

正常なマウスから血液を採取し、そこにある樹状細胞をシャーレで培養し、断片化プラセンタを与える実験です。試験管でプラセンタを取り込ませた樹状細胞がさまざまな目印をかざしている状態でマウスに戻し、癌(がん)を植え付ける実験を行いました。そうすると、癌(がん)を拒絶することができました。癌(がん)を植えているにも関わらず、癌(がん)を寄せつけることがなく、予防接種のような役割がみられたのです。しかもこの実験では、1種類だけでなく、2種類目の癌(がん)にまで予防効果があることがわかりました。今後、癌(がん)やそのほかの病気を予防する効果が期待されています。

発癌(がん)耐性を誘導するには、癌(がん)細胞自らが死ぬ(アポトーシス)ことを促す、細胞増殖性を低下させる、細胞老化を改善する、遺伝子エラーを修復する、ストレス応答などの抵抗力を高める、癌(がん)に対する炎症反応を起こさないように抑える、遺伝子レベルでは説明がつかない要因(DNAエピジェネティクス)を考える、などのファクターがあります。

医薬品は、開発に長い時間がかかりますし、副作用が伴います。団博士は、癌(がん)が発見されてから与える医薬品では癌(がん)の撲滅に繋がらないと考えます。癌(がん)になる前から、きちんと予防していくことこそが大切なのです。こういった視点から予防医学をテーマに掲げ、今後も研究を進めて行きます。

団克昭博士プラセンタ特別講演会を受講して

今回の講演会は、プラセンタの研究成果だけでなく、ノーベル賞を受賞したオートファジーのお話も盛り込まれていました。最新の医療についても学ぶことができるのが講演会の魅力のひとつです。初めて参加される方も大勢いらっしゃいましたので、まだ団博士の講演を聞いたことのない方も気軽に参加してみてください。

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プラセンタについて研究が進んでいます

プラセンタ講演会
美容業界で名前を聞くことの多い「プラセンタ」ですが、実は医療業界からも注目が集まっています。
新しい時代の医療の分野で、今後プラセンタの活躍が期待されています。

薬以外の選択肢を知ることで、自分らしい治療の実現に役立つ可能性があります。

プラセンタ講演会

一般社団法人 国際抗加齢免疫医学学会
理事長 団 克昭博士
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団 克昭博士によるプラセンタ特別講演会
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