欲しい栄養素を賢く野菜から摂取する方法

医師の中では、「生活習慣病は薬では治せない」と断言している人がいます。あらゆる病気が生活習慣病と関係するという傾向があるものの、生活習慣病を薬で解決できるかどうかは疑問であると考えられているためです。団 克昭博士も薬で病気を根本的に治すのは難しいと考えおり、「医食同源(機能性食品)」に重きを置いて研究を進めています。今回は、プラセンタ特別講演会で紹介された「野菜の栄養素」についてお伝えします。

 

野菜7色に含まれる栄養素と効果

野菜は色によって、どのような栄養素を豊富に含んでいるかを把握できると考えられています。今回は、紫、赤、橙、黄、緑、白、黒の7色に分類し、それぞれに含有する栄養素を紹介します。

・紫野菜

眼に良い影響を与えると考えられている「アントシアニン」という成分が、沢山含まれています。脳に信号を送る「ロドプシン」は、眼を使うことで「レチナール」に分解されますが、アントシアニンはレチナールをロドプシンに再生することを促します。そのほか、明暗順応や動体視力にも良い作用をもたらすとされているため、紫色の野菜を食べることは眼に良いとされているのです。

実際に緑内障患者で実験したところ、アントシアニンを摂取したことで眼圧の上昇を抑制できたという結果がでました。ただし、この実験データは2年間に渡り計測した結果であり、効果が表れるには1年くらい時間がかかりました。眼の調子を改善するためには、アントシアニンをある程度継続して摂取する必要があるでしょう。

 

・赤野菜

赤ピーマン、パプリカなどの赤い野菜には「カプサンチン」や「リコペン(リコピン)」が多く含まれています。これらは、「カロテノイド」の一種です。

カプサンチンは、抗酸化作用や善玉コレステロール(HDL)を上昇させる働きがあるため、老化や動脈硬化を予防してくれると考えられています。また、癌に関する研究が進んでおり、癌の予防効果も注目されています。

リコペンは、悪玉コレステロール(LDL)の酸化を防ぐため、血流の改善や生活習慣病の予防ができると期待されています。また、肌の「メラノサイト」が紫外線の刺激を受けると、「メラニン」の生成を促す活性酸素が生まれてしまうのですが、リコペンは活性酸素を抑制してくれることも分かりつつあります。その結果、シミやソバカスの予防に繋がるとされているのです。

 

・橙野菜

緑黄色野菜に多く含まれている「プロビタミンA」はふたつに分かれて代謝されます。そのひとつが「βカロテン」です。これは、粘膜や皮膚に関わっており、免疫機能や視力の維持に対して働くことが実証されています。癌の抑制に関する研究も進められていますが、βカロテンの過剰な摂取は癌の発症を促すのではないか? と疑問視されており、まだ明確な答えは出ていません。

「ゼアキサンチン」は、「ルテイン」や「アキサンチン」とともに目の黄斑部に存在しており、強い光が眼に入ってきたときに防御する役割をします。1年間、ゼアキサンチンのサプリメント(ルテイン10mg、アキサンチン2mgを含む)を摂取する実験を行いました。その結果、光や色に対する感度が改善されるなど、視覚機能に対して良い結果が得られました。

 

・黄野菜

黄野菜に含まれる成分に、「ケルセチン」「βクリプトキサンチン」「ヘスペリジン」「ルテイン」などがあります。

ケルセチンは、筋肉を守る役割を持ち、加齢とともに筋肉量が減るのを抑制します。また、体脂肪のメカニズムに上手く作用するとも考えられています。

βクリプトキサンチンは、柑橘系に多く含まれています。骨粗鬆症に効果があるとされており、数値が低い人と高い人を比べた場合、高い人の骨粗鬆症になるリスクが10分の1という結果が出ています。また、メタボリックシンドロームにも関わっており、中性脂肪を下げ、肝臓や骨などに働きます。そのため、Ⅱ型糖尿病のリスクが2分の1に減り、脂質異常症も3分の1に減るとされているのです。

柑橘系に多く含まれるヘスペリジンは、脂質代謝を改善します。ヘスペリジンは、さまざまな作用を持つため、簡単に説明することが難しい成分のひとつです。別の機会に深く掘り下げて説明できればと考えています。

ルテインは、天然のサングラスと呼ばれており、眼に強い光が入ってきたときに防御してくれます。光を吸収し眼に直接強い光が入らないようにするのです。

 

・緑野菜

緑野菜に含まれる「クロロフィル」は、悪玉コレステロールを下げたり、血圧を下げたりするなど、さまざまな働きをします。そのほか、デトックス作用があるため、ダイオキシンなどの有害物質を処理するように動くこともできます。

 

・白野菜

白野菜には「アリシン」や「スルフォラファン」などが多く含まれています。

アリシンは、殺菌、抗菌、疲労回復、抗酸化などの作用があります。さらに、加熱して変化した「アホエン」には、物忘れや認知症などの予防効果があるとされています。

スルフォラファンは、肝機能の向上や抗酸化作用に働きかけるほか、胃癌の原因であるピロリ菌を予防する役割があります。解毒酵素を活性化し、悪いものを細胞の外に出してくれるため、癌細胞にも効果があると期待されています。

ブロッコリーを代表とするアブラナ科の野菜に含まれており、食べると少し辛味を感じる成分がスルフォラファンです。大根の場合、辛い部分に多く含まれています。辛味は抗菌効果だけでなく食欲増進にも繋がります。強い抗酸化作用で老化防止や美肌に対する効果を発揮するだけでなく、体内の解毒酵素を活性化させることによって、肝機能や免疫力の向上にも繋がります。

 

・黒野菜

黒野菜に含まれる成分として「クロロゲン酸」と「カテキン」を紹介します。

クロロゲン酸は、脂肪肝やダイエット、糖尿病などの燃焼系の働きをするほか、シミにも良い影響をもたらすという研究結果が出ています。

カテキンに関しては、データが不足しているのが現状ですが、抗酸化作用や脂質排出、殺菌抗菌作用を持つため、カテキンを摂取していると病気になりにくいとされています。また、虫歯予防にも効果があると考えられています。

野菜の栄養素を生活に活かそう!

7色の野菜の栄養素を比較した場合、野菜に含まれる栄養素において、大きく分類するとポリフェノール系やフラボノイド系、カテキン系が良いというような傾向を見つけることができます。これらの傾向を踏まえたうえで、食生活を見直せば健康維持に繋がるはずです。団博士は、研究で得た情報を生活に活かす方法を検討し提案できるようにしていきたいと考えています。

(ライター:南條祐弥)

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