日本人の死因第1位ががんであるということもあり、多くの人ががんを意識するようになりました。
しかし、それでもがんが原因で亡くなる人は増加傾向にあるといいます。
がんを撲滅するには早期発見が重要とされており、プラセンタ特別講演会でも何度もテーマに取り上げてきました。
今回は、五大がん(胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がん)にフォーカスを当てて、それぞれの検診方法についてお伝えいたします。
目次
それぞれメリット・デメリットがあるので検討が必要
胃がん
胃X線検査では、がんだけでなく潰瘍やポリープも見つけられるというメリットがありますが、検査することで体に負担をかけてしまうというデメリットもあります。
検査の精度を上げるためには、胃X線検査だけでなく胃内視鏡検査も行なうことが大切です。
大腸がん
便潜血検査は、便を調べるものなので、患者の負担が少ない検査といえるでしょう。
また、大腸内視鏡検査などの手段もあり、検査方法が発展しています。
上手く活用して早期発見することが重要です。
肺がん
肺X線検査、低線量CTなどの検査方法があります。
CTの精度が高くなってきているため、早期発見に繋がるようになりました。
最近では、喫煙者だけでなく非喫煙者の受動喫煙による肺がんが増加しています。
子宮頸がん
子宮頚部細胞診、ヒトパピローマウイルス(HPV)検査があります。
子宮頸がんは若い人に増えてきているがんです。
発見が遅れないように受診率の向上が課題になっています。
乳がん
マンモグラフィー検査、超音波検査があります。
マンモグラフィー検査は賛否両論ありますが、早期発見には有効性があるとされています。
ただし、日本人の乳房は脂肪が少なく乳腺が多いため、マンモグラフィー検査を行なっても画像に白い部分が広範囲で見られることがあります。
これを「デンスブレスト」といいます。
この状態が、乳がんか否かの判別を一層難しくしているといえるでしょう。
検査でがんが見つかった場合
手術をした場合と、手術をしない場合の生存率について比較したところ、肺がんは手術をすると生存率が向上しましたが、胃がんは5年後と10年後の各ステージで比較した場合、手術する・しないの差がそれほど見られないという結果がでました。
ただし、大腸がんなどのように手術の有効性を実感できるデータがあまり得られていないケースもあるので、一概に「手術すべきだ」「手術する必要がない」と簡単に答えられるほど単純な問題ではありません。
がんが発見された時期(ステージ)、状態、部位、患者の抵抗力などに加えて、最初に発症したがんなのか、転移したがんなのか、などの要素を踏まえて検討しないと対処法は決められません。
もし、がんであると宣告された場合は、自分のがんについてよく知ることから始めましょう。
自分が何を望むのかを考えたうえで、総合的に判断して治療法を決定することが大切なのです。
プラセンタとがんの関係について研究が進んでいます
美容業界で名前を聞くことの多い「プラセンタ」ですが、実は医療業界からも注目が集まっています。
新しい時代の医療の分野で、今後プラセンタの活躍が期待されています。
薬以外の選択肢の存在を知ることも、自分らしい治療方法を探る上で重要な要素になるでしょう。
プラセンタ講演会
一般社団法人 国際抗加齢免疫医学学会
理事長 団 克昭博士
プラセンタ講演会レポートバックナンバー
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(ライター:南條祐弥)