便秘ががんに…!? 便秘が引き起こす病気

便秘でがん

便秘を種類で分類したとき、体の機能に問題がある病的なものなのか、緊張状態などで起こる一過性のものなのか、いろいろなケースが考えられますが、「慢性便秘」という習慣的な便秘で悩む人が多く存在していると考えられています。

さらに慢性便秘を分類すると、大腸の運動機能が低下したために起こる女性に多い「弛緩性便秘」、高齢者の方に多いとされる便意が起こらない「直腸性便秘」、ストレスに弱い人に多く便秘と下痢を繰り返す「痙攣性便秘」といった種類に分けることができます。

今回は、プラセンタ特別講演会で紹介された「便秘が引き起こす病気」についてご紹介します。
便秘をそのままにしておくと危険です。ぜひこの機会にご自身の生活習慣を見直してみてくださいね。

悪性の場合は、がんに発展するケースも

悪性便秘

便秘によって引き起こされる症状はさまざまですが、腹痛や頭痛、肩こり、食欲不振、肌荒れ、痔、ポリープなどが挙げられます。また、悪性の場合はがんに発展してしまうケースも考えられています。

胃で消化された食べ物は十二指腸に届き、さらに小腸や大腸に流れ最後には排出されます。
大腸は水分を吸収しますが、そこで水分が吸収されなければ、重い便になってしまいます。

さらに、腸の働きが低下すると、小腸の栄養吸収力が低下し、出現したアリアケ菌が酸を作るため、肝臓がんや大腸がんに繋がるとされています。
小腸や大腸の機能低下による悪い菌の増加は、大きな病気に発展する可能性があるのです。

腸内環境の悪化が、肥満を招く!?

腸内環境の悪化

食事と腸内フローラには密接な関係があります。
事実、太りにくい人は善玉菌が優勢で、太りやすい人は悪玉菌が優勢ということが証明されています。

無菌マウスに正常なマウスの腸内細菌を入れた場合と、肥満したマウスの腸内細菌を入れた場合とで比較する実験を行ったところ、肥満したマウスの腸内細菌を入れられたマウスが太ってしまうという結果が出ました。

このことから、腸内細菌と体型は繋がっているといえます。
腸内細菌のバランスが崩れた状態では、体脂肪が増加してしまうことがあるのです。ピッツバーグ大学では、アメリカのファーストフード主体の食事をしている人たちと、アフリカの食物繊維が豊富な食生活を送っている人たちを集め、それぞれの食事を入れ替える実験を行いました。
1週間経過したところ、いつもアメリカの食事をしていた人たちは、アフリカの食生活に変えたことで腸内環境が改善され、アフリカの食生活からアメリカの食生活に変えた人たちは、腸内環境が悪化してしまいました。

脳にも影響!記憶力の低下やアルツハイマー

アルツハイマー

脳の祖先は腸といわれており、「腸脳相関(脳と腸の相関関係)」という言葉があるくらい腸と脳は直結しています。
脳がストレスを受けると腸に伝わって腸の働きが悪くなり、腸の機能が低下すると脳に伝わってしまうのも腸脳相関のひとつです。

砂糖を取りすぎると腸内環境が破壊されますが、その状況は脳にも伝わっており、記憶力の低下やアルツハイマーに繋がるとされています。
脳のエネルギー源は糖分ではありますが、摂取しすぎると危険です。
善玉菌である「ポリアミン」は老化防止に役立つと考えられています。

腸内環境の改善は全身に良い影響をもたらすため、腸内環境を意識した生活習慣を送ることが大切でしょう。

(ライター:南條祐弥)

プラセンタとがんの関係について研究が進んでいます

プラセンタ講演会

美容業界で名前を聞くことの多い「プラセンタ」ですが、実は医療業界からも注目が集まっています。
新しい時代の医療の分野で、今後プラセンタの活躍が期待されています。

薬以外の選択肢を知ることで、自分らしい治療の実現に役立つ可能性があります。

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理事長 団 克昭博士
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