2016年10月26(水)のNHK『ガッテン!』という番組を見ていると、興味深い内容が放送されていました。
この日のサブタイトルは、「大腸がんにならないぞ!」でした。
ご存知の方も多いでしょうが、現在日本人の死因第一位は、「がん」です。
その中でも、「大腸がん」の割合が増え続けているって知っていましたか?
長年、「がん」の死因1位であった「胃がん」を抜いて、「大腸がん」で亡くなる人が一番多くなってしまったのです。
目次
どうして大腸がんになるの?
大腸がんの原因といわれている要因は、大きく分けて6つあります。
食生活の欧米化
ステーキ! ハンバーグ! 焼肉!
魚中心だった和食は、いつの間にか肉食に取って代わられてしまいました。
さらに、ラーメンやパスタ、グラタンなどの脂っこい食事が好きな人も多いでしょう。
このような食生活が、日本人の腸に負担をかけてしまっていると考えられます。
喫煙
最近になってこそ、「喫煙者は肩身が狭い」と言われるほど嫌煙家が増えましたが、ほんの一昔前までは喫煙がファッションの一部でした。
未成年の喫煙は当たり前。
職場は常に煙でくもっている……
そんな光景があちらこちらで見られました。
喫煙は「肺がん」の原因だとよくいわれますが、実は「大腸がん」の原因にもなっているんですね。
お酒の飲み過ぎ
お酒は飲んでも飲まれるな、とはよく言ったものです。
飲酒は、少量ならむしろ体にいい影響を及ぼすとも言われています。
けれど、飲み過ぎは禁物。
特に、日本人の体は欧米人に比べてアルコールを分解できにくい傾向にあります。
運動不足
これは言わずもがな。
デスクワークの多い現代人は、大腸がんのリスクが高くなると言われています。通勤でもあまり体を動かさないという人、増えていませんか?
毎日ジムで運動はできなくとも、一時間ごとに立ち上がって軽く歩くなど、意識的に体を動かすことが大事ですね。
肥満
運動不足になると、肥満になりやすくもなります。
BMI(体重÷身長の二乗)の値が27以上の人は、大腸がんのリスクが高まるそうです。
がんのリスクが高まると言われると、ダイエットの決意も長続きするかもしれません。
遺伝
両親、祖父母、親戚に大腸がんが多い場合、自分もまた大腸がんにかかるリスクが高まるそうです。
大腸がんを予防するには?
大腸がんは、がんの中でも自覚症状の少ないがんと言われます。
そのため、気がついたときには手遅れ、ということも少なくありません。
つまり、大腸がんは予防、早期発見がカギを握っているのです。
食生活の改善
食事は、魚と野菜を中心に、大豆製品も取り入れるといいでしょう。
また、便秘の状態も大腸がんになりやすくなってしまうため、食物繊維の多い食事を摂ることも大切です。
カルシウム、ビタミンDの多い食べ物も積極的に摂り入れるのが望ましいです。
適度な運動
「よし!運動するぞ!」と意気込んでも、飽きてしまったり疲れてしまったりして続かなければ意味がありません。
階段を使うようにする、最寄りの駅までは歩くようにする、などのできることから始めましょう。
がんとプラセンタの関係の研究も進んでいます
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(ライター:陽月深尋)