厚生労働省のホームページによると、日本人の主要死因別死亡者数の第1位は「がん(悪性新生物)」とされています。
がんとは、細胞分裂の際に遺伝子情報の伝達エラーが蓄積され、修復できない状態のことです。
今や、日本人の3人に1人ががんにかかり、がんになった人のうち2人に1人が死亡するといいます。
なぜ助かる人と助からない人がいるのでしょうか?
その差は、早期発見されたかどうかの違いです。
早期発見されたら助かる確率が高まるのですが、発見が遅れてしまうケースも多々みられます。
なぜ早期発見できないのか?
それは、がんが進行するスピードに理由がありました。
目次
A. 正常細胞とがん細胞では、細胞周期が異なります
細胞分裂の回数で、早期発見がそうでないかが決まる
早期発見がん(直径5mm)とは、ひとつの遺伝子変異のエラーが、そのまま修復されずに細胞分裂を30回繰り返してしまった状態のことです。
そのとき、エラー細胞の数は10の9乗個。運よくがん検診などで発見されれば治療は見込めますが、さらに10回分裂を繰り返すと進行がんになってしまいます。
体内のエラー細胞の数は10の12乗個、これは体内の全細胞の60分の1がエラー細胞の状態で、体重60kgの人の1kg分に相当します。
がん細胞は、細胞周期が違う!
進行がんまでに到達するスピードを細胞周期(細胞の寿命)から考えてみます。
正常細胞は4週間周期で生まれ変わります。
そのうち25日くらいはG0期(その細胞としての機能を果たしている期間)で過ごし、残りの約3日で新しい細胞へと生まれ変わる準備をするのです。
しかし、がん化した細胞はG0期には入りません。
そのため、がん化細胞は生まれ変わる準備をする3日間だけを過ごすことになります。
つまり、10回の細胞分裂は最短1カ月で行えるということです。
1カ月で1gから1000gにまで成長するくらい進行が早いことが、がんの早期発見・予防が難しいといわれる理由です。
早期発見できれば、患部を取り除く治療だけで済ませられる可能性が高まりますし、抗がん剤や放射線等の体の負担を減らすこともできるため、がんの早期発見が重要になってきます。
弊社取扱い製品共同開発者である一般社団法人国際抗加齢免疫医学学会 理事長 団 克昭 博士は、予防医学の研究の一環で、病気の予測に関する研究を行っています。
この研究が進めば、より早い段階で癌を予防することに繋がると期待されています。
※がんになる仕組みについては、こちらの記事をご覧ください。
⇒死亡原因1位! がんになる仕組みを知って予防しよう
がんとプラセンタの研究も進んでいます
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